忠清南道は都内のホテルで16日、5カ所目の開設となる国外拠点を東京に構えたことを周知する式典を執り行った。
道内企業の日本市場進出を支援するため、新たな拠点として開設された忠清南道東京事務所所長に成墉瓚氏が就任した。
開所式には、金泰欽・忠清南道知事、尹徳敏・駐日大韓民国特命全権大使、山下誠・奈良県知事、金玉彩・横浜総領事、柳箕桓・在日忠清協会会長、李玉順・世界忠清郷友会会長、河村建夫・日韓親善協会中央会会長らが国内外から駆けつけ、関係者150人が参席した。
成所長は開所式での運営計画報告を通じて、道内企業がバイヤーの発掘・海外展示会への参加支援・バイヤーとの取引実務支援などを望んでいることを伝え、「需要と供給を連結する専門的なプラットフォームの構築と、忠南投資通商の橋渡しの役割を強化したい」と話した。また、「相互利益の原則に基づき、地方自治体間の交流活性化、地域コンテンツ広報と在日同胞との相互協力、文化および観光産業の拡大なども日本事務所の戦略である」と説明している。
開所式でプレゼン報告した成墉瓚所長 |