都内のライブ会場で定期的に公演を行っている4人組KPOPガールズグループ「Floria(フローリア)」(DKエンタ所属)は16~25日、7日間にわたるイベントでファン500人を魅了した。
グループ名に”満開の花を咲かせる”という願いが込められたフローリア。休演日に当たる19日にインタビューの機会を得た。可憐ながら芯の強さも感じさせる彼女たちの魅力に迫る。
2020年8月に結成されたフローリアはコロナ禍による活動の制限を受け、期待していた活動が展開できるようになったのは最近だとリーダーのスミは振り返る。
日本語の勉強も進めているというスミは、グループの中ではメンバーのまとめ役と魅惑的なダンス担当。
スミと同じくダンスを得意とするジョアラは、韓国と日本で異なるファンの応援の違いに言及。日本のファンとSNSを通じて気軽なやりとりを楽しんでいるとのこと。
大人の魅力満載の2人に対し、”可愛い系”を担当しているのが新たにメンバーに加わったハンナと、メインボーカルのイェスル。ハンナはYouTubeを通じて知った日本の地下アイドルに関心を持っているという。今回の公演で披露した新曲の「イヴのリンゴ」から本格的にグループの活動に加わった。
イェスルは自身のソロアルバムから「この道の終わりに」を披露。静かなバラードの曲調と美声が響き合い、聴衆の心を打った。
公演は、総じてKPOPアイドルのクオリティーの高さを実感できる内容だった。全員が歌って踊れるというのが前提にあり、その上でメンバーそれぞれの個性をアピールしながら役割分担をこなすというのが興味深い。
新アルバムの発売や大きな公演も控えているというフローリアの今後の活躍に期待したい。
代表曲「CHITTY CHITTY(チキチキ)」を歌うフローリアの4人、右からイェスル・スミ・ハンナ・ジョアラ |