大韓民国国家報勲部と在日本韓国YMCAは8日、都内の韓国文化館の地下ホールで「2・8独立宣言~第105周年記念式」を開催、韓国や日本から関係者150人が集まった。
開式辞を述べた呉永錫・在日本韓国YMCA理事長は、「2・8独立宣言は、厳しい時代的状況にあっても党利党略や局地的利益だけではなく、人類の普遍的価値、正義と平和を追求した意味ある行動であった。その高貴な意志と精神を継承し、韓日両国が和解と協力を通じて、過去の傷と苦痛の歴史を許しまた反省し、急変していく時代的課題を互いに解決するにあたり盤石の役割を果たしていくだろう」と話した。
記念辞を述べた李熙玩・大韓民国国家報勲部次官は、「2・8独立宣言の先輩烈士たちが遺した独立精神と愛国精神は、私たちが享受する自由と繁栄の根幹であり、大韓民国の自尊心の源。その高貴な精神が国家の正体性と国民の統合性における礎となっていくだろう」と述べた。
続いて式ではYMCA関係者による祈祷や聖書朗読、睦承源・在日韓国留学生連合会会長による宣言書朗読、関係団体首長のあいさつ、東京韓国学校合唱団による「誰が罪人か/英雄」が披露された。最後に、文英寿・在日本大韓民国青年会中央本部副会長の先導で万歳三唱が行われた。
宣言書を朗読する睦承源・在日韓国留学生連合会会長
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