日韓親善協会中央会(河村建夫会長)は先月30日、都内のホテルで「新年賀詞交歓会」を開催。会場に約100人関係者が集まった。
両国の国歌斉唱、黙とうに続き、森英介・同会副会長が開会の辞を述べた後、河村会長が主催者あいさつを行った。
河村会長は、まずこの日のために来日した金泰煥・韓日親善協会中央会会長に感謝を伝え、会としての昨年の取り組みに対する総括を述べた。
昨年10月に日韓親善協会中央会や、民団中央本部の構成員からなる200人を引率し、選抜された15人で尹錫悦大統領の表敬訪問が実現できたと報告した。「前例のない友好ムードを維持できるように、しっかりと力を合わせていきたい」と述べあいさつを締めくくった。
来賓祝辞を述べた金会長も、昨年の飛躍的な韓日親善の高まりに触れ、とくに来年の国交正常化60周年に向けて強力な枠組みを制度化できるようにアイデアを出したいと展望を語った。
続けて日韓議員連盟から衛藤征士郎・会長代行、中川正春・副幹事長、平沢勝栄・常任幹事、現在は日韓議員連盟に属していない野田聖子・衆議院議員が祝辞を寄せ、中谷元・日韓親善協会中央会副会長が締めくくった。
また、駐日韓国大使館から尹徳敏・特命全権大使、外務省から林誠・アジア大洋州局参事官、民団中央本部から呂健二・団長が祝辞を述べた。鹿取克章・日韓文化交流基金理事長の祝辞を最後に、会場は会食と歓談の場へと移った。
主催者あいさつを行う河村建夫・日韓親善協会中央会会長 |