京都国際高校の甲子園出場が決まった。26日に大阪市内で行われた第96回選抜高校野球大会の選考委員会で発表されたもので、昨秋の近畿大会で4強入りしたことが評価された。3年ぶり2度目の出場となった。一昨年は出場が決まったあと大会直前にチーム内で新型コロナウイルスの感染が広がり、出場を辞退していた。
昨秋の京都府大会では準優勝し、近畿大会では1回戦で田辺(和歌山2位)に、準々決勝では近江(滋賀1位)に、それぞれ1点差でサヨナラ勝ちし、準決勝では優勝校の大阪桐蔭(大阪1位)に0対4で敗れた。
選抜大会は32校が出場し、3月18日に甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は3月8日に実施されるが、京都国際は、左腕の中崎を中心とした堅守と小技も絡めた堅実な打撃が期待されている。また、宝・高野連会長は「攻守交代に50秒を切っていた。他校も見習ってほしい」と、京都国際のキビキビとした攻守交代を高く評価した。
(大阪=韓登) |