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最終更新日: 2024-05-01 13:21:33
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2024年01月16日 12:58
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新解釈日本書記「続」応神 幻の大和朝廷 第25回 伴野麓

 『日本書紀』には、神武が東征して来る以前に、ニギハヤヒ(饒速日)というものが大和の地に降り立ったという伝承を伝えている。そのニギハヤヒは神武軍に討伐されたのではなく、討伐されたように見せかけて、その実、ニギハヤヒ王朝がそのまま存在していたのである。
そのニギハヤヒ王朝は、あるいは三輪王朝などと称されているが、筆者は以前その王朝をプレ大和王朝と称する論述を試みており、今は新羅系山陰王朝の構成国の一員と見ている。
そこで、初代神武が新羅系の人(神)格であることを明らかにし、2代綏靖もニギハヤヒ後裔の磯城県主であることを突き止めた。
新羅系山陰王朝というのは、出雲を宗主国とする山陰海岸に展開された連合国で、但馬・丹後・若狭などの国が大きな役割を担っていたと考えられる。なかでも丹後の比重が極めて大きかった。その丹後の勢力が大和に進出し、ニギハヤヒ王朝を樹立したと考えられる。
ニギハヤヒはホアカリ(火明)と同一人(神)格であり、ホアカリ王朝とも言っていいと思うのだが、天孫ニニギの子にホスセリ(火闌降)、ヒコホホデミ(彦火火出見)、ホアカリの3子があって、ホスセリは隼人らの祖、ヒコホホデミは神武に繋がり、ホアカリは尾張連らの祖となる。
ホアカリ=ニギハヤヒを始祖とする氏族は、物部氏・海部氏・尾張氏ということになり、同族ということになる。それらの氏族がすべて同族ということになると、少しおかしな感じもするのだが、換言すれば、新羅系山陰王朝の構成氏族ということになるのだ。
それら新羅系山陰王朝を簒奪したのが、百済系大和王朝で、400年前後に、高句麗広開土王に撃破された沸流百済が大和に侵寇し、突如として百済系大和朝廷を樹立し、その百済系大和王朝が新羅系山陰王朝よりもはるか以前から大和の地に存在していたかのように偽装・捏造したということだ。それが神武から始まる欠史9代の実像であると考えられる。

 〔安寧紀〕

ホアカリ6世孫のタケタセ(建田背)は多重人格

先立って第2代綏靖の実体がニギハヤヒの子ウマシマチの後裔に当たる磯城県主であることを明らかにし、第3代安寧はホアカリ6世孫のタケタセであることを突き止めた。
タケタセは、元の名を笠水彦といい、天御蔭・清日子・高天彦・大字那比・建日潟・日高彦・大海宿禰など多くの別名があり、驚くことに大己貴もタケタセの別名だという。それならば、タケタセはオオナムチ(大己貴)の名前で『記・紀』に取り上げられていることになり、まさに超人としての活躍が髣髴する。

2401-17-06 6面
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