大阪「四天王寺ワッソ」祭りは、韓日両国をつなぐ民間交流の象徴だ。昨年１１月に行われた祭りでは、韓日関係の回復を示唆しているかのごとく尹錫悦大統領と岸田文雄首相が祝辞を贈った。
「ワッソ」は在日韓国人が創設した歴史韓流祭りだ。現在は韓国に限らず、大阪における悠久の国際交流を再現した日本の祭りとしても受け継がれている。
開催３０回目を迎えた昨年からは、ステージパフォーマンスを中心に行うようになった。来場者の反応や観覧の集中度合いは従来より向上したと評価されている。
大阪ワッソ文化交流協会（朴忠弘理事長）は「ワッソ」祭りについて「各界からの声に耳を傾け、より良いワッソになるよう引き続き努力していく」と述べた。韓国と日本、在日同胞の文化財としての「ワッソ」に対する期待は大きい。
（ソウル＝李民晧）