パチンコホール運営のマルハンは、人材データを活用した人事戦略を推進し、先進的な取り組みを行った企業として、「第2回科学的人事アワード」で特別賞を受賞した。
同アワードは、プラスアルファ・コンサルティングが主催。同社は人材データを活用した「科学的人事」を実践し、マネジメントシステム「タレントパレット」を開発・運営している。同システムを導入する企業の中から特に意欲的・先進的な取り組みをした企業を表彰している。
マルハンは、採用から育成に関わるデータを同システムに集約し、一元管理することで大幅な経費削減を実現。社内研修を同システムで実施し、全社員の自律的な学習支援につなげた。また従業員同士で感謝の気持ちを送り合う文化を「イズムの種まき『サンクスポイント』」として定着させたことで、月間10万件以上のやりとりが生まれ、全社の横断的コミュニケーションが大きく活性化した。
授賞式に出席したマルハン東日本カンパニー人事部の武田幸久部長は「同システムの機能にマルハンイズムの言葉を紐づけることで、温かな人間関係と大切な価値観を育むことができ、従業員の定着率向上にもつながっている」と喜びを語った。
特別賞を受賞するマルハン東日本カンパニー人事部の武田幸久部長(右) |