一般財団法人高円宮記念日韓交流基金は昨年12月13日、第12回「高円宮記念日韓交流基金顕彰式典」を開催した。都内の駐日韓国文化院に関係者約100人が集まった。
同基金は、韓国と日本の草の根交流を促進するため2008年12月に設立された財団法人で、設立の翌年から行っている顕彰式典では自治体などからの推薦を受けた団体・個人を選考し、「高円宮賞」を毎年贈呈している。ただ、コロナ下の顕彰式典は全て中止となり今回は19年12月以来、4年ぶりに行事が執り行われた。
名誉総裁を務める高円宮妃殿下は「日本と韓国は、隣国として昔から文化や価値観を共有する大切なパートナー、もしくは兄弟のような関係です。だからこそ、時として仲違いをしたとしても、強い絆で結ばれているのが本来の姿と言えましょう。是非とも将来に向けて変わることのない、強い信頼関係を固めて参りたいと存じます」と述べられた。
受賞者は以下の通り。
韓国京都青年会議所(スポーツ分野)、日韓親善子供大使「友好の翼」実行委員会(教育・文化分野)、韓日教育文化交流事業 李載玄さん(教育・文化分野)。
顕彰式典で受賞者に記念碑が手渡される |