昨年１２月５日、一般社団法人「韓日文化芸術交流協会」（河貴明会長・李勲雨理事長）の主催で、第１回「韓日文化芸術交流ハンマダン～愛で友好の輪を結ぼう」が都内の駐日韓国文化院で行われた。会場には約２５０人の観覧者が訪れた。
能楽師の大倉正之助さん（重要無形文化財総合指定保持者・囃子方大倉流太鼓）が特別出演したほか、カヤグム・コムンゴ・サムルノリによる伝統楽器の演奏、女声合唱やパンソリが名だたる演者の指揮のもとで披露された。
会場には終始、美しい楽器の音色や、合唱団による美声が鳴り響いた。登壇した公演者の数だけで約９０人に上った。
成功裏に開催を終えた主催団体の河貴明会長は、「私たちの美しい伝統文化を日本に紹介し、韓日間の文化交流拡大のために準備を進め、今回初公演を行うことができた」と話した。現在、在日本大韓民国婦人会中央本部の顧問を務める河会長は、以前に婦人会民団東京本部の会長を６年歴任した実績を持っている。
韓日文化芸術交流協会は河会長の指導のもと、昨年５月に発足されたばかり。今後の行事開催に期待がかかる。

カヤグム演奏と漢江水唱を披露