一般社団法人日本韓食振興協会（崔光礎会長）は１１・１２日、「日韓グルメフェア２０２３ｉｎ熱海」を、静岡県熱海市の熱海梅園で熱海市と共催で開催した。
熱海梅園の敷地内には、００年の韓日首脳会談（当時の金大中大統領と森喜朗首相が会談）を記念して造成された韓国庭園がある。
韓国庭園で行われたメイン行事のキムジャン体験は、料理研究家の趙善玉さんを講師として、キムチ作りに適した江原道の白菜を取り寄せて実施された。両日で合わせて７０人が参加した。
また、熱海の新たな地域ブランドとして「熱海キムチ」の開発に着手。その第１弾として今回のイベント限定で「みかんキムチ」の販売を行った。
中央広場では飲食を中心として、占い・伝統衣装など様々な屋台が出店するなか、ステージでは韓国民団大田支部によるチャンゴチームによるサムルノリの演奏や、津軽三味線奏者の山本大さんと在日韓国人３世のＫＹＥＫＹＥさんのチャンゴとのアンサンブルによる、韓日コラボ演奏などが行われた。

協会による第１弾の限定販売品「みかんキムチ」