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2023年11月14日 12:24
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仁川空港の新韓支店が撤退
在日同胞「心の拠り所」が閉鎖

 落胆する新韓金融の在日株主ら

「金浦空港(国際線)に続き、仁川国際空港から『新韓』の名前が消えると『故郷』がなくなったような気がする」
来年、仁川空港から新韓銀行の支店が姿を消す。この情報に接した在日韓国人の新韓金融株主らは一様に落胆を隠せない様子だ。株主からは「韓国トップの銀行という看板を下ろした上、今回もKB金融に首位を明け渡したのか」(東京在住の株主)、「ただの銀行支店ではない。仁川国際空港支店は韓国入国後、最初に接する支店だ。新韓の努力不足ではないか」(大阪在住の株主)などの強硬な意見も目立つ。
新韓銀行は在日同胞が創立した銀行だ。そして在日同胞にとって新韓銀行の仁川空港支店は大きな象徴性を有している。在日同胞が韓国で最もよく利用する金浦空港国際線の支店撤退に続く2度目の衝撃だ。

 新韓内部では対策会議も

新韓金融グループは今回の支店撤退に伴い、晋玉東会長主宰の役員会議で、仁川空港支店の撤退について分析し、対策を講じるための討論を行った。
同行の某役員は「会長や頭取をはじめ、皆が鋭意入札に臨んだが、結果的に敗北を喫する形となってしまった。ライバル行の入札金額が極めて高額だったことが敗因のひとつだ」と述べた。
新韓銀行は今年末までに、仁川空港で営業中の支店、両替所、ATMをすべて撤収しなければならない。新韓銀行は「今後入店する銀行と両替業務の提携などを実施し、従来の両替サービスを継続できるように取り計らうなど、利用者の不便を最小限に抑えるための対策を講じる」と明らかにした。


KB国民銀行に「勝者の呪い」

先月末、仁川空港公社が実施した入店銀行入札の結果、KB国民銀行が第1事業権者に選ばれた。第2、第3事業権者はウリィ銀行とハナ銀行に決定した。金融業界によると、KB国民銀行は入札で、年間賃貸料として700億ウォン以上という高額を提示し、新韓銀行の入札額を大きく上回った。新韓銀行の入札額は2017年に第1事業権を獲得した当時の208億ウォンより2倍以上の高値をつけたという。
結果的に、仁川空港支店の来年以降における第1営業権はKB国民銀行が獲得した。契約条件は7年保障で、その後3年間の延長が可能となる。一方で、権利を勝ちとり大笑しているKB国民銀行も、蓋を開けてみれば「勝者の苦杯」を飲んだにすぎないとの指摘もある。両替手数料とリテールビジネスで得られる収益やブランド広告効果、非財務的効果など、すべての収益を合わせても年間数百億ウォンの赤字を免れられないと見られている。
新韓銀行は創立1年6カ月後に金浦空港支店(84年1月)を開設した歴史がある。在日と母国をつなぐ関門としての象徴性を重視したのだ。
(ソウル=李民晧)

 

仁川国際空港内にある新韓銀行の支店。営業は今年度末まで

2023-11-15 3面
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