韓国南西部の全羅南道木浦市にある児童福祉施設「木浦共生園」の設立95周年式典が13日に開かれ、尹錫悦大統領夫妻が出席した。
同園は「韓国孤児の母」と呼ばれた故・尹鶴子(日本名・田内千鶴子)さんが韓国人の夫とともに、多くの孤児を養育した施設。
尹大統領は尹鶴子さんら同園関係者に謝意を伝え、「今後も韓日友情の象徴として発展することを願う。政府としても、さらに手厚く福祉を実現していく」と表明した。
式典には金瑛録全羅南道知事、朴洪律木浦市長のほか、全国の社会福祉団体のトップや共生園職員など、約500人が参加。日本側からは自民党の衛藤征士郎元衆院副議長、在韓日本大使館の熊谷直樹総括公使ら約100人が出席した。
|