ソウルで22日、「韓日交流おまつり」が開かれ、6万人が来場した。韓国と日本の最大規模の文化交流イベント。19回目となる今回は「共に描く未来」をスローガンとした。
開会式には韓国文化体育観光部の柳仁村長官、外交部の呉ヨンジュ第2次官のほか、日本の堀井巌外務副大臣、日韓親善協会中央会の河村建夫会長らが出席した。
イベントではソウル市少年少女合唱団とソウル日本人学校の小学生が「together」を合唱。韓国の仮面舞踊「タルチュム」と岩手県北上市の岩崎鬼剣舞保存会による共演のほか、K-POPとJ-POPの公演などが披露された。
茶道や生け花の体験のほか、自治体が地方の魅力を発信するブースも設置された。
韓日交流おまつりは2005年に国交正常化40周年を記念して始まった。両国関係が悪化した時期も開催されてきたが、今回は関係改善の影響もあり、例年と比べて盛況となった。
両国の文化を堪能する韓国人来場者ら=ソウル |