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2023年10月17日 12:41
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韓日の都市交流が盛ん
関係改善進み各地でイベント

 先月末~今月初めに行われた「日韓交流おまつり2023」を皮切りに、10月は日本各地で韓日交流イベントや秋まつりが開かれた。慶尚南道と山口県、京畿道と神奈川県、忠清南道と静岡県は、都市交流事業として姉妹(友好)提携を結んでいる。各地で行われているイベントと尹錫悦政権発足後、両国の関係改善が進む現状を紹介する。

官民一体で盛り上げへ

 韓日交流イベントを企画・運営する中で代表的なものとして、姉妹(友好)都市提携を結んだ両国の自治体の取り組みが挙げられる。
韓日の提携情報としては、一般社団法人「自治体国際化協会」(CLAIR)の1日時点のデータによると、都道府県レベルでの提携が19、市区レベルが122、町村レベルが28と、計169の都市で姉妹(友好)提携がなされている。

■秋の都市交流行事活況

都内の三軒茶屋ふれあい広場では14日と15日、「おいでませ山口県! PRし隊!2023」が2日間にわたって開催された。
首都圏で山口県の観光・物産をPRすることが目的だが、ワークショップブースの一角では、慶尚南道の伝統工芸「螺鈿・流灯」を製作する体験ができた。慶尚南道と山口県が結ぶ姉妹提携事業の一環としてブースを展開したと、慶尚南道東京事務所の閔貞銀所長は説明した。
慶尚南道と山口県は1970年に下関と釜山(当時)を結ぶ関釜フェリーが就航するなど、民間レベルで交流の土台があった上で、87年6月に姉妹提携の調印が実現した。

■横浜・静岡でもイベント

今月21日と22日、横浜市鶴見区の県立三ツ池公園地内コリア庭園では「2023韓日市民交流マダン」を開催予定だ。
京畿道と神奈川県は、当時の趙成燦・駐横浜総領事が取り組みをはじめて2年後となる、1990年に友好提携を結んだ。
会場となるコリア庭園は、約5000平方メートルの敷地に、朝鮮王朝時代の地方貴族(両班)の山荘庭園がイメージされている。
今月28日には、静岡市駿河区のグランシップで「韓国文化の日in Shizuoka」を開催予定。忠清南道と静岡県は2011年に日本で覚書を交わした後、13年4月に韓国で正式に友好協定を締結した。
かつて百済の都が置かれていた現在の忠清南道での白村江の戦い(663年)に、静岡県清水市の「庵原(いはら)」から大勢の援軍が半島に向かったと『日本書記』に記述がある(天智天皇2年8月13日条)。そのような縁で協定が結ばれた。

■韓日改善ムードとも呼応

韓国民間シンクタンクの東アジア研究院と、日本の非営利団体「言論NPO」は12日、共同で行った世論調査の結果を発表した。
資料によると、韓国で現在の韓日関係が「良い」と回答した人は12・7%で、昨年の2倍以上となった。日本で両国の関係を「悪い」とみる人は21・2%で、反対に「良い」と回答した人は29・0%と「悪い」を上回った。今回、両国とも13年の調査開始以降、「良い」は過去最高、「悪い」は過去最低を記録した。
韓日関係改善の潮流をとらえ、官民一体で盛り上げていく契機とすべきだろう。
三つの韓日交流行事は、姉妹(友好)提携に基づくという共通点があった。歴史をたどれば、韓日で共有してきた普遍的な文化意識の一端がうかがわれるようであった。
これらの活動が韓日改善ムードの高まりと呼応している点も見逃せない特徴だろう。

三軒茶屋の山口県PRイベントでは、姉妹提携を結ぶ慶尚南道がブースを設置。伝統工芸「螺鈿・流灯」の製作を体験できた

2310-18-05 5面
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