新韓金融グループ関連会社「新韓ベンチャー投資」と日本のベンチャーキャピタル「グローバルブレイン(GB)」は4日、都内でスタートアップ企業に投資する「新韓―GBフューチャーフローファンド」の発足式を開いた。
韓国と日本が共同運用する初のファンドで、規模は50億円。70%は日本のスタートアップに、30%は日本進出を進めている韓国の有望なスタートアップに投資する。人工知能(AI)、源泉技術(ディープテック)、サービス型ソフトウエア(SaaS)、Web3などの分野を対象とする。
新韓ベンチャー投資の李東炫社長は「使命感を持って最善を尽くしたい」と意欲を示した。
現在、日本進出のための準備を進めている海外旅行決済で韓国首位のトラベルウォレットの金ヒョン佑CEOは「当社の先端金融ITシステムを日本の金融市場に供給し、シナジーを生み出したい。日本の金融会社は巨大資本を持っており、韓国はITに強みがある。両者の長所を合わせれば国際市場で最高の競争力を持つことができる」と語っている。
「新韓ーGBフューチャーフローファンド」の発足式
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