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2023年10月10日 12:35
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子どもにも韓流ブーム
「デジコン6」の過去作品が人気

 最近、韓国の子ども向け作品を日本で視聴できる機会が増えた。NHK「Eテレ」で放送中の『ボトスファミリー』やAmazonプライムで配信中の『ラーバ』シリーズなど、音声が日本語であるため、子どもたちは海外作品という先入観を持たずに視聴する。『ボトス』『ラーバ』は、ともに「DigiCon6」(TBS主催、15分以内の短編作品)の出品作。都内で行われた入賞作品の上映会から、「K―コンテンツ」の世界展開について考えたい。

Kーコンテンツの海外普及へ

 駐日韓国文化院のハンマダンホールで6日、25回目となる「DigiCon6(ASIA/JAPAN)」の入賞作品上映会が開かれた。会場を提供した韓国コンテンツ振興院(KOCCA)の李咏勲・日本ビジネスセンター長によると、韓日作品だけでなく、アジアの入賞作品上映会を行ったのは今回が初めてとのこと。
TBSが主催する「DigiCon6」は、15分以内のショートムービー作成を通じて、クリエーターの発掘と育成を目指したプロジェクト。2000年に第1回がスタートした。当初はデジタル作品を前面に出していたが、早い時点から実写を許容してきたと、事業の企画・運営に初回から携わってきたTBSの山口泰広さんは話す。
今回は、中国・香港・インド・インドネシア・イラン・韓国・ラオス・マレーシア・モンゴル・シンガポール・スリランカ・台湾・タイの入選作品と、日本の若手作品やノミネート作品ほかを上映した。韓国の入選作は『航海の終わり』(チェ・ミンホ監督)。
「DigiCon6」について山口泰広さんは、「(企画側からテーマなどを設定していないものの)世の中の流れに沿った傾向がある」と話した。
今回の作品はウクライナ戦争の影響などもあるのか、「死」「家族」「日常の温かさ」をテーマとしたものがアジア各国から広く集まった。

■アジアの普遍性を意識

現在、NHK「Eテレ」で放送中の『ボトスファミリー』やAmazonプライムで配信中の『ラーバ』シリーズなどは、いずれも過去の「DigiCon6」で最高賞に選ばれた作品ではなかった。当時の国際情勢の視点から見て、より印象的な作品があったということだ。
過去の韓国の作品が、現在の日本の子どもたちに受け入れられているという状況は、「DigiCon6」の応募作がアジアの広い視聴対象によって精査されることを前提にしているという、普遍性を追求している点に要因があるのではないだろうか。
李咏勲センター長は、日本で「韓流」というとドラマやKPOP、映画などの実写版が想定されるのが通例であるのに対して、アニメなどのキャラクターやデジタルを交えた場合を「Kコンテンツ」とよぶ指針を最近固めたという。「『Kコンテンツ』の海外普及のため、地道な活動を20年間続けてきた」としている。

右上の棚に『ラーバ』シリーズのぬいぐるみが並ぶ。左下の『ポンポンポロロ』シリーズも韓日で根強い人気をもつ(韓国コンテンツ振興院日本ビジネスセンター提供)

2310-11-05 5面
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