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2023年09月26日 10:05
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新解釈日本書記「続」応神 幻の大和朝廷 第14回
人質奪還へ決死の交渉と救出作戦

 簒奪の事実ばかりか、沸流百済王朝は、前王朝の新羅系王朝を、自分たちの先祖という形で、歴史を創り変えたと考えられる。その百済系の始祖として、アマテラス(天照大神)を創作、新羅系王朝の始祖としてスサノオ(素盞鳴)を創作して、それぞれを対峙させる形で、倭地の歴史を新しく創ったのだ。それが、『古事記』であり、『日本書紀』なのだ。
古代の貴人は、文字を畏れたとされているのだが、文字は、事象を事実化させるような魔力があると見られている。平安貴族は、『日本書紀』を読み合わせて学習し、宴を開いたという故事もあるように、『日本書紀』の内容が、倭地(日本列島)の歴史と盲信されるようになったと思われる。あるいは、そう信じるように仕向けられたといったほうがいいかもしれない。それゆえ、江戸時代には本居宣長のような日本ファーストの国学者が出て、偽史を正統化し、擁護し、それが定説となった感がある。
それが、現代にも受け継がれているのが日本の歴史だが、それは”韓隠し”の歴史でもあるといえる。”韓隠し”の日本歴史の定説は、根本が完全に誤っているものであり、その上に立つ説は、蟻の一穴から崩れる砂上の楼閣に過ぎない。
『古事記』や『日本書紀』を精読し、韓地との関係を述べる歴史書を参考にすれば、今なお、新発見がぞくぞくとあるのだ。過去にも優れた俊秀の歴史家も多かったはずだし、新発見があってもおかしくなかったと思われるのだ。その一つは、江戸時代の藤井貞幹のような説だが、本居宣長の妄説の攻撃を受けて、一顧だにされていないように感じる。日本の歴史界は、どこか、おかしいと感じざるを得ない。

 幻の大和王朝も文字化されると史実と錯覚

第1次アマホヒ、第2次アマワカヒコ、第3次フツヌシ・タケミカヅチなどの葦原中国へ天降りと出雲の国譲りにおける主体勢力は、畿内勢力だという見方があるのだが、そうであればタカミムスビの命令を受けたというアマホヒらは畿内に居住していたということになり、タカミムスビ自身も畿内の居住者ということになるのだ。
しかし、そうした見方は、大和朝廷がはるか昔から巨大勢力として存在していたという認識から出た推考であり、その当時の大和朝廷は幻に過ぎず、『記・紀』編纂者らの魔術に眩惑されているというほかない。
大和朝廷が現出したのは、400年前後に、高句麗広開土王に撃破されて、国を挙げて日本列島に亡命した沸流百済によるもので、それ以前は、大和朝廷など姿、形もなかったと考えられる。それがはるか昔から存在したかのようにデッチ上げたのは、沸流百済系大和王朝が倭地(日本列島)の正当王朝であるかのごとく偽装する必要があったからだ。

2023-09-27 6面
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