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2023年09月20日 12:57
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今年の秋夕は最大6連休
期間中、王宮など無料開放

 韓国の秋夕(中秋節、今年は9月29日)に該当する大型連休期間の28日から来月3日まで、文化財指定となっている朝鮮王朝時代の4大王宮(景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮)と宗廟・朝鮮王陵がソウル市内で無料開放されると、文化財庁が19日に発表した。
これらの史跡は月曜日または火曜日が通常の休館日だが、秋夕期間中は毎日開放し、連休明けの4日は休館の予定となっている。通常は予約が必要な宗廟の観覧も自由にできる。
景福宮では、普段と同様に、王宮の門を守る武官「守門将」の交代儀式を午前10時と午後2時の1日2回、興礼門前の広場で行う。
なお、韓国の人事革新処では5日、韓悳洙首相が主管した閣議決定により、10月2日を臨時休日に指定する案が可決されたことが発表されていた。これにより、秋夕の連休(9月28~10月1日)、建国記念日の祝日・開天節(10月3日)と合わせ、今年は6日間の大型連休が誕生することになった。
現在、昌徳宮の境内を夜間に見学できる体験イベント「昌徳宮月光紀行」と同宮の後苑観覧、景福宮の夜間特別観覧の予約を受け付けている。
各地の文化機関でも秋夕の大型連休に合わせ、伝統文化の体験イベントや公演などが企画されている。
中部の国立清州博物館(忠清北道清州市)では28日、屋外で伝統芸能サムルノリやサーカス公演などが予定されている。南東部の国立大邱博物館(大邱市)では30日から10月3日まで伝統遊びを体験できる。
南西部にある国立無形遺産院(全羅北道全州市)では30日、韓国伝統の遊びを体験できる場を設けるという。
予約すれば国家無形文化財履修者から伝統のうちわやコースター作りを学ぶ講座に参加できる。

2309-20-05 5面
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