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2023年09月12日 12:27
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Saaave 星山忠俊会長 再挑戦を支援 飲食業にも進出
奮闘する若手在日経済人①

 建設現場の足場施工を手掛け、刑務所・少年院の出所者を採用する「再チャレンジ雇用」に取り組んでいる。「社会でやり直したい人が再挑戦できる会社にしたい」と意気込みを語っている。
きっかけは、きつい、きたない、危険の3K職場として敬遠される建設業界特有の悩みである採用難を解消するためだった。
同業者から出所者雇用について聞き、2019年から採用を始めた。これまでに窃盗、薬物、傷害犯などを延べ20人以上採用したが、ほとんどが1カ月も続かない。寮を用意し、当座の小遣いも与える。それでも出社初日に来ないこともあれば、いきなり失踪することもある。1年後には1人ほどしか残らない。
根気強く採用を続ける理由を「今の日本では仕事と住居があれば、日常生活に困ることがない。働くことで生産性が上がり、税金を納めることで国力の向上につながる」と事業を通じての社会貢献に言及する。
外国人採用にも積極的に取り組んでいる。技能実習生として、中国やインドネシア、ネパールなどから採用している。まじめな働きぶりから正社員に昇格し、親方を務めるまでに成長した従業員もいる。外国人に対しては「私が在日だというと、『同じ外国人』と親しみを持たれ一気に距離が縮まる」と、自身の出自が有利に働く。
多種多様な人材が集い、労務管理に苦労も伴うが、「個々人の違いに寛容になり偏見なく、さまざまな人を受け入れる会社のカルチャーが形成された」と意識することなく、知らず知らずのうちに経済産業省が推進するダイバーシティー経営を実践している。
生家は焼肉店を営んでいた。学校で「焼肉臭い」とからかわれたこともあり、家業だけは継ぎたくないと思っていたが、今月に入って、神奈川県相模原市で親族やミュージシャンを目指していたころの仲間とともに、近隣の事業所の従業員向けの弁当製造配達事業を始めた。
「建設現場の仕事は40歳を過ぎると体力的にきつくなる。現場引退後の受け皿として仕事を用意しようと思った」と動機を語る。しかしもっと大きな理由は「年齢を重ねて、亡き父が繁盛させた焼き肉店の味を蘇らせたいと思った。本当に自分がやりたかったことはこれだと気が付いた」。弁当製造を足掛かりに、焼き肉店をはじめとした飲食業経営にも進出する。

 

2023-09-13 4面
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