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2023年09月05日 10:32
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仁川で在日同胞100年史特別展
孫張源館長「在日の母国愛にもフォーカス」

 韓国移民史博物館(仁川市中区所在)で、在日同胞の歴史を振り返る特別展「逆境を乗り越えて立ち上がった朝鮮人、ザイニチ、そして在日同胞」が開催されている。本展示会は仁川市立博物館が在日韓国人歴史資料館などと共催したもの。
展示会のタイトルは、旧韓末に国権を失った「朝鮮人」として日本に渡り、日本社会から「在日」と呼ばれ、8・15の解放後は母国韓国から「在日同胞」と呼ばれてきた同胞の歴史と流れをあえて形象化したものだ。
仁川市立博物館の孫張源館長は「120年の韓国移民史において、在日同胞に着目する機会は限定的だった。本展では、日本に定着した在日同胞に思いを巡らせつつ、彼らの生活を垣間見ることができる。これを機に、在外同胞庁の存在と韓国の移民史を広く知ってもらう機会にしたい」と語った。
19世紀から何代にもわたって仁川に暮らす愼鏞碩・仁川市長特別補佐は「仁川は開港と移民、そして在外同胞庁が置かれた開放的な国際都市。在日同胞こそが母国発展の原動力だったという事実を多くの人が認識してくれると嬉しい」と意欲を示した。
本展は在日同胞の軌跡を振り返るところからスタートする。第1部のプロローグは、在日韓国人が日本列島に定着したきっかけを示す「家族の肖像」だ。続く第2部と第3部は「植民地の朝鮮人から内地の鮮人へ」「朝鮮人からザイニチへ」をテーマに、日本の植民地時代における在日同胞の定着期と、日本の地で差別に耐えながら生きていく同胞の暮らしぶりを見ることができる。
そしてラストの第4部では「在日同胞、列島に立つ」とのテーマで、韓国戦争に参戦した在日学徒義勇軍をはじめ、60年代~70年代における在日同胞の母国投資、駐日韓国公館9カ所の寄贈、88ソウルオリンピック時の100億円寄付・寄託など、母国貢献の事例を紹介している。
孫張源館長は「在日同胞のイメージは、苦労と差別だけが注目される傾向にある。しかし在日同胞の物語に起承転結があるとすれば、これは『起承』の部分にすぎない。よって、在日同胞が成し遂げた成功の歴史や、『結』につながるようなストーリーをもって次の展示を企画してみたい」と語った。
本展示は移民史博物館で、12月3日まで開催予定。
(+82-32-440-4710、
www.incheon.go.kr/museum/MU040101)

韓国移民史博物館の外壁に掲げられた「在日同胞特別展」のポスターと、在日同胞の母国愛コーナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-09-06 3面
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