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2023年08月17日 15:30
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崔潤 「韓国チームの団長としてコリアプライドを」
金剛学園(OKIS)理事長のスポーツへの情熱

 「大韓民国の誇りを胸に、韓国と日本を超えるグローバル人材を育成します」

 大阪金剛学園OKIS(kongogakuen.ed.jp)の発展に向けた崔潤理事長の抱負だ。 他の韓国系民族学校が生徒数減少で頭を抱える中、 民族学校の中で唯一 「崔潤」体制のOKISは年々生徒数が増加している。その秘訣を尋ねると「企業経営のマインドでいけば」というシンプルな答えが返ってきた。

 崔理事長は韓国で、マイナースポーツの支援に力を入れている経営者(OK金融会長)として知られている。大韓ラグビー協会会長として、韓国人はルールすら知らない人が多いラグビーの育成に全力で取り組んでいる。

 最近は750万人に及ぶ在外同胞社会で初めて韓国代表チームの団長に抜擢。9月の杭州アジア大会に臨む意気込みと目標についてインタビューを行なった。(ソウル=李民晧)

――韓国代表チーム団長に抜擢された所感は?

 「外国で生まれた在日韓国人3世の私が団長に指名されたことについて、改めてその意味を考えさせられる。韓国のスポーツ界はこれまでエリート中心で、地縁と学縁が重視されてきた。外国で生まれ育った私に団長という重責が与えられたのは、それらの枠を取り払い、スポーツの大衆化や社会化を成し遂げるために力添えするようにと言われているようにも感じる。そして15年間マイナースポーツの支援を続けてきたことに対し、真っ当に評価されたような気もする」

――ラグビーに対して特に思い入れが強い理由は?ラグビーのどのような点に魅力を感じるのか。

 「ラグビーは社会、ひいては人生の縮図だ。私も若いころにラグビーをして本当に楽しかった。ノーサイドで試合を終え、ボールを下ろす瞬間に勝者も敗者もない。対戦相手ですら仲間となり、友人となる。いくら辛くて痛くて難しい試合だったとしても同じだ…。ラグビーの精神こそが社会を導く力だと考えている。様々な葛藤を抱えた韓国社会でもラグビーの精神が広まってほしい」

――国家代表チームの団長として「これだけは必ず成し遂げたいもの」とは?

 「名ばかり団長にはなりたくない。各種目ごとに必要なものを惜しみなく支援したい。これまでの国際大会では、韓国チームが新しいルールや大会の要綱を熟知せずに出場したため、悔しい判定を受けることがしばしばあった。今度はそんなことが起きないように監督やコーチと一緒にチェックし、ゴールドメダルコリアを目指したい。そして今大会を通し、マイナースポーツを広く知ってもらう機会にしたい」

――近年、韓中関係に隙間風が吹いているが…

 「私の運命なのかもしれない。前回の2020東京オリンピックで、副団長とし同行した時は韓日関係が過去最悪の状態だった。今回は韓中間で緊張が高まっている。スポーツは理念、宗教、国籍などの障壁を越える和合の媒体だ。アジア大会を通して多くのアジア諸国と交流し、親善を深めていきたい。北韓代表チームとも会える機会があればうれしい。750万の海外同胞、そして大韓民国のプライドを広く認知してもらえるアジア大会、韓国国家代表団長として最善を尽くしたい」

 

崔潤OKIS理事長が2022南アフリカラグビーワールドカップ大会の時、太極旗を持って応援している。(写真提供=OK金融グループ)

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