民団生活相談センター（金昭夫所長）の本国研修会が１９日から３泊４日の日程で、韓国で開かれた。およそ３０人が参加した。
参加者らはソウル、慶尚北道金泉、釜山などの各地で様々なプログラムを体験した。
初日に行われた民団中央本部団長主催の歓迎晩餐会を皮切りに、大韓民国歴史博物館、在外同胞サービスセンターを見学。その後、高速鉄道ＫＴＸで金泉に降り、大韓法律救助公団を訪問。再び釜山に移動し、釜山港湾公社と韓国戦争の傷跡が残る光復路、国際市場などを見学した。
８回目を迎える本研修会だが、地方を巡回して開かれたのは今回が初めて。２００７年に開設された民団生活相談センターは、日本全国で１９のセンターを稼働している。法務、行政、税務、相続などの諸問題に悩む同胞をサポートし好評を得ている。
一方、民団中央団長主催の晩餐会には柳興洙元駐日大使、金永根在外同胞協力センター長、金〓澈在外同胞庁政策局長らが来賓として出席した。
（ソウル＝李民晧）

民団生活相談センターの参加者と来賓