10日、全国経済人連合会(FKI)の韓国経済研究院は「韓流拡散の経済的効果推定」を発表した。
資料によると、2017~21年の5年で「韓流」がもたらした経済効果は、輸出増加による生産額が37兆ウォン、関連した労働人口の総数は16万人に達するとの見通し。
韓国を代表するK―PОPバンド・BTS(防弾少年団)やNETFLIXで配信された「イカゲーム」など、グローバルな韓流ブームによって韓国の文化的影響力が大きく伸びたためという見方が強い。
16万人の雇用としては商品輸出に関わるものがほとんどだという。
内訳は11・6万人が商品輸出に関わるもの、4・4万人が韓流コンテンツの輸出(配信)に関わるとされる。なお16万人という総数は、22年の国内総就業者数増加幅(81・6万人)の5分の1(19・6%)に相当する数値である(統計庁のデータから)。
米国USニュースの「グローバル文化的影響力ランキング」によると、韓国の文化が国際的に及ぼす波及力は、17年に世界31位(80カ国中)であったのが昨年は7位(85カ国中)となり、24ランクの急上昇となった。 |