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2023年07月18日 12:10
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南部で豪雨被害甚大
気象庁が警戒呼びかけ

 韓国南部の全羅北道群山と益山で14日、370ミリを超える雨が降った。これは通常、梅雨の全期間に降る雨量に匹敵する。全羅北道、忠清南北道、慶尚北道では14日から15日の2日間にかけ、降雨量が450ミリを超える地域が続出した。
今年の梅雨における人命被害について、行政安全部の中央災難安全対策本部は、死者41人、行方不明者9人、負傷35人であると発表した(18日6時基準)。死者が発生した地域は慶尚北道が最も多く、忠清南道と忠清北道、釜山などで発生した。
南部地方の被害が深刻なのは、梅雨前線がこの地域に停滞しているからだ。気象庁によると、北太平洋の高気圧から流れてくる暖かく湿った空気と、北の低気圧から降りてくる冷たい空気がぶつかる地点が南部地方で、これらの地域に降水が集中した。梅雨前線は今後も南部地方に留まる見通しで、被害はさらに増える懸念もある。
今年の梅雨の被害規模が例年よりも大きいのは「集中豪雨」より2倍以上激しい雨が連日のように降っていることが原因とする見方も出ている。
1時間あたりの降水量が30ミリを超えると「集中豪雨」とされるが、今年の梅雨は1時間あたり50ミリ(3時間に90ミリ)を超える「極限豪雨」となっている状態だ。「極限豪雨」はただ単に降水の総量が多いのではなく、特定の地域において極めて短時間に集中するという特徴がある。ソウルの銅雀区でも11日、1時間当たり76・5ミリの豪雨を記録した。
忠清北道清州市の地下車道が浸水し、15台の車両が動けなくなった。さらに、少なくとも11人以上の死傷者が出ているものと見られる。忠清北道の槐山ダムは満水ラインを超えて氾濫し、6400人の住民が緊急避難した。
韓国の梅雨は今月9日から始まり、下旬まで続く見通しだ。気象庁はブリーフィングで「非常に危険な状況」との見解を示し、万全の備えを行うよう国民に要請した。
(ソウル=李民晧)


河川の氾濫で多数の死傷者が発生した忠清北道清州市興徳区。地下車道の進入路で消防当局が救助作業を行っている(消防庁提供)

2023-07-19 3面
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