ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-04-23 12:41:29
Untitled Document
ホーム > ニュース > 経済
2023年07月18日 11:03
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
尹大統領、活発な経済外交展開
欧州で10カ国以上の首脳と会談

 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため来欧した尹〓悦大統領は、10~12日の間に日本、豪州、ニュージーランドの首脳との4カ国会談に臨んだほか、日本の岸田文雄首相はじめ北・東欧を含む10カ国以上の首脳と2国間会談を行った。その後、ポーランド、ウクライナを訪問し帰国の途についた。

 

 尹大統領は昨年5月の就任以来、自由民主主義や人権といった価値を共有する国々との連帯を外交の柱に掲げ、欧州各国との関係強化に力を入れてきた。今回の訪欧では、安全保障とともに、グローバルサプライチェーンの多様化に基づく、先端産業分野での協力体制の構築など経済協力についても重要課題として話し合われた。
会談では、(1)先端産業のサプライチェーン協力(2)北韓の核脅威に対する協力(3)韓国企業の輸出市場確保(4)ウクライナ再建事業への協力体制構築(5)2030釜山博覧会への支持要請などを中心に話し合われた。
11日に行われたハンガリーのオルバン・ビクトル首相との首脳会談では、「バイオのような有望分野の研究開発協力から小型モジュール炉(SMR)などの原発協力まで、両国協力の幅を広げていく」と今後、原発分野まで両国関係を強化していくことが決まった。オランダのマルク・ルッテ首相との会談では人工知能(AI)や半導体などで協力体制を深めていくことで合意した。オランダは、世界有数の半導体大国。同国のASMLは世界最高の半導体製造装置メーカーだ。ルーマニアのクラウス=ヴェルナー・ヨハニス大統領とは、原子力、港湾開発、防衛産業分野での協力を協議した。スウェーデンのウルフ・クリステルソン首相とは、レアアースなど核心素材の確保、新サプライチェーンの構築について話し合った。
尹政権が欧州各国のなかで、重要視するのがポーランドだ。韓国の国防白書によると、昨年の輸出用兵器の受注額は過去5年の平均の5倍に当たる約173億ドルだが、その7割強がポーランドとの契約だった。そのほかバッテリー、素材、部品関連の韓国企業がポーランドに大規模な生産拠点を構築した。
尹大統領は12~14日、ポーランドを公式訪問し、ドゥダ大統領と首脳会談を行った。両国のビジネスフォーラムにドゥダ大統領と共に出席した。同フォーラムで、両国の企業と関係機関は計33件の覚書(MOU)を締結した。バッテリー、未来車などの先端産業分野が11件、原発、水素、グリーンエネルギーなどのエネルギー分野が13件、金融、観光などサービス分野が9件など大きな成果をあげた。
尹大統領は今後、両国協力が航空宇宙、スマート工場、グリーンエネルギーなどの先端産業全般に拡大し、防衛産業やインフラ分野での協力も一層強化されるべきだと述べた。
尹大統領はポーランドでの日程を終えた後、ロシアによる侵攻を受けるウクライナを訪問。ゼレンスキー大統領と15日、首脳会談を行い、安全保障・人道・再建など各分野の支援を包括した「ウクライナ平和連帯イニシアチブ」を推進することで合意した。
韓国は戦車や戦闘機の供与に踏み切った欧州各国と異なり、ウクライナに対し殺傷兵器の供与は行っていない。

(写真=大統領室)

2023-07-19 2面
뉴스스크랩하기
経済セクション一覧へ
「パンデミック条約」反対会見開く
金永會の万葉集イヤギ 第7回
金永會の万葉集イヤギ 第6回
「パンデミック条約」反対を宣言
選挙を装った政変、第6共和国の終焉か
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません