名古屋市出身の在日韓国人３世、崔潤ＯＫ金融グループ会長＝写真＝が、第１９回杭州アジア大会の韓国代表選手団団長に選出された。大韓体育会の定期理事会によって決定。
これに伴い崔会長は、９月２３日から開かれるアジア大会において、選手団長として選手団の運営とサポートを統括することになる。アジア大会において、在外同胞が選手団長を務めるのは今回が初めて。
２０２１年、大韓ラグビー協会会長に就任した崔会長は同年、東京オリンピック選手団の副団長に選出された経歴を持つ。
崔会長は１９９９年、韓国で消費者金融業を開業し、現在はＯＫ貯蓄銀行、ＯＫキャピタルなど１８の系列会社を有する金融グループを率いている。
崔潤会長は「祖国を想っていた幼い頃、韓国人であることのプライドを守り抜く原動力となったのが『スポーツ』だった。選手団長としての活動を通じて、韓国のスポーツ発展に貢献していきたい」と語った。　　　（ソウル＝李民晧）