防衛事業庁は７日、ＫＦ－２１の試作機６機が生産を完了、いずれも試験飛行に成功し、暫定戦闘適合判定を受けたことを記念して、試製機６機の集合写真を公開した。
過去２年間、地上で耐久性、騒音や振動、構造健全性などについて検証を行い、飛行試験では超音速飛行、ＡＥＳＡレーダーなどの各種航空電子機器性能検証、空対空武装発射試験などを行った。２年間余りの地上試験と飛行試験を通じて飛行速度、戦闘行動半径、離着陸距離など２６０以上の試験項目に対する検証が行われた。来年から量産のためには予算を確保せねばならないが、共同開発国であるインドネシアが契約を履行するか不透明で量産規模を定められず、生産単価を算定できずにいる。生産単価は生産物量によって変わる。そのためＮＡＴＯ首脳会議出席でリトアニアとポーランドを訪問中の尹錫悦大統領はヨーロッパ主要国との先端産業サプライチェーン強化活動などセールスをしている。ポーランドを国連級に公式訪問する尹大統領は、同国と戦略的協力を強化する。２次電池、防衛産業、原発、建設分野の企業総帥８９人が経済使節団に同行した。