著者は、韓国で大手企業の社内弁護士として活動している。学生時代から早朝に起き、時間を有効活用することで多くの目標を達成してきた。
毎朝4時半にアラームが鳴って、5、4、3、2、1とカウントダウンで起床する。そこから出勤までの数時間は何ものにも干渉されない自分がコントロールする時間だ。明け方は1日のうちでだれからも邪魔をされず、自分と向き合える「人生のボーナスタイム」であり、早起きが成功すれば、人生の満足度が向上するという持論を展開している。著者は米国でのロースクール時代、法律事務所でパートタイムの仕事をこなしながら、明け方に勉強をしてきた。
司法試験に落ちたことで、さらに自らの早起きルーティンをブラッシュアップさせて、再挑戦し見事合格する。努力の人のようだが、「朝の時間は自分を満たすために心に余裕を与える時間」と提唱している。
自らのルーティンをユーチューブで紹介したところ、累計アクセス数1000万回、フォロワー20万人を獲得。韓国国内で「早起きブーム」を巻き起こし、パワーインフルエンサーとなった。
文響社
定価=1848円(税込)
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