２日、ソウル江南区のエリエナホテルで、李鍾男・慶熙大学校総同門会理事／韓国シルバー体育連合会長と、ファッションデザイナーの安ヨジンさんが結婚式を挙げた。李会長は８２歳で新郎となった。
会場には５００人をこえる新郎新婦の友人が集まり華やかな式典となった。２人を祝福するだけでなく、参加者同士が歳月を重ねて互いに顔を合わせることのできた貴重な場になった。
李会長は青瓦台警護室の出身だが、多くの同僚とともに「文世光事件」（１９７４年）のために引責辞任した一人だ。今回の慶事により、各地に散らばっていたかつての僚友が一堂に会することができた。
現在は、２０２０年８月に創立された「１００年無病長寿を準備する」ための組織の長だ。「旧友との再会」「新郎新婦の門出」――。”高齢化社会における豊かさ”を自身の結婚によって世に問い直した形となった。
式の開催には、日本側の辛炳圭・韓国側の申常鉉、両氏の強い後押しがあったという。李会長と安ヨジンさんの結婚を祝賀し、今後のいっそうの活躍に期待したい。