２３日、「（第９回）２１世紀の朝鮮通信使～日韓友情ウォーク」の５０人の参加者がゴールの日比谷公園に到着した（デイリー参加者を含む）。先月１日にソウルを出発して以来、５３日にわたる、２０００キロを越える行程であったという。
民団東京本部の李寿源団長は「最後まで歩き抜かれた皆様とお会いできて嬉しい。これからも平和のシンボルとして友情ウォークが継続発展していくことを期待する」と話した。李団長は話の途中で、２０１７年１０月にユネスコの世界記憶遺産に登録された朝鮮通信使の事蹟を紹介した。
また今年に入ってから韓日首脳による会談が三度行われていることに触れながら、「約５年にわたる暗いトンネルから抜け出し、通信使の歩いたソウル～釜山～下関～大阪～東京の絆が、もっと強くなっていくことを願って止まない」と感慨を述べた。
隊旗には、「世界に平和を、日韓に友情を」の文字が掲げられていた。

雨の中のゴール