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2023年05月30日 12:23
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野党議員の「困窮コスプレ」
有権者の同情買う呆れた手口

 野党民主党の政治家による「困窮者コスプレ」の実態が明らかになった。庶民のふりをして質素な暮らしぶりをアピールした挙げ句、正反対の実態が明らかに。「生活困窮者」を装い同情票を買うという政治家の姿は笑えないコントのようだ。(ソウル=李民晧)

 現在、注目の的となっているのは金南局議員だ。25日、いわゆる「金南局防止法」が国会で可決された。本法は、国会議員を含む高位公職者に対し仮想通貨(ビットコインなど)の財産申告を義務付けるものだ。この日、国会に出席した議員らは満場一致で法案に賛成した。
1982年10月、全羅南道光州で生まれた金議員は、民主党の若手政治家のホープだ。しかし14日、党に離党届を提出した後、現在は行方不明となっている状態だ。国会議員としての身分は保持している。昨年の大統領選では、民主党の李在明候補陣営で候補随行室長を務めた。中心的な参謀役で、李在明の支持者から熱烈に応援されてきた人物だ。その人気の高さを証明するかのように、昨年度の「後援募金額」は国会議員全体の1位となった。
募金王に成り上がった秘訣は「困窮者コスプレ」だ。金議員は「生活が困窮し、自宅もない。毎日即席麺しか食べていない」と大衆向けにアピールしていた。さらには「今かけている眼鏡は高校時代から使用しているもの」と述べ、穴の開いた靴をメディアに披露した。しかし、「困窮した庶民」金南局のメッキはあっけなくはがれてしまった。国会の開催中に仮想通貨の取引をしている姿がカメラにキャッチされた上、公務遂行中の取引が常習的であることも明らかになり、取引額は1回につき数億ウォンから数十億ウォンに達していた。貧しい若手政治家は、突如として100億ウォン以上を保有する高所得者へと姿を変えた。
金議員は自身の資産に対する不透明な疑惑について、事実無根だとして潔白を主張。しかし、自ら公開した証拠が不十分だったことで市民らの不信感が高まり、結局は民主党を離党し行方をくらます形となった。
「破れた靴」は民主党議員らによる鉄板アイテムだ。2016年、民主党の党代表を務めていた文在寅前大統領は、光州5・18記念式で破れた靴を履いている姿がカメラにとらえられた。当時はその意図を追及されることはなかったが、結果的にコスプレの一環にすぎなかった。
朴元淳・前ソウル市長と朴暎宣・元中小企業部長官も同様に選挙期間中、古びた靴の写真を掲載。文政権当時、青瓦台政策室長を務めたキム・サンジョ氏は、劣化してほつれた革カバンを前面に打ち出した。
朴元長官は、ソウルに高級一戸建てを所有しているほか、東京・赤坂にもマンションを所有している資産家だ。「清貧な学者」というイメージがトレードマークだったキム・サンジョ氏も、ソウル江南区清潭洞に時価30億~40億ウォンのマンションと数十億ウォンの預金を保有していた。
「庶民派コスプレ政治」の大家は朴元淳前ソウル市長といえるだろう。朴元淳氏はソウル市長選挙当時、かかとが取れた靴を広報用写真に使用した。広蔵市場近くに構えた選挙事務所は、取り壊しが予定されている日当たりの悪い古い建物だった。現職のソウル市長として初めての試みも行われた。朴前市長は、ソウル市内でも比較的、低所得層が多く暮らすと言われる江北区三養洞の屋上部屋に住んでいた。滞在期間は1カ月。文在寅氏から贈られた扇風機だけで夏の酷暑を乗り越えた。しかし、屋上部屋に暮らす倹約家の朴市長のため、数十人の警護要員が建物の周囲に常駐。この時の要員の人件費は全額公費によってまかなわれた。100坪以上の広さをもつ恩平区のマンションを官舎として使用していた際は、自身の愛犬にかかる費用を市の予算から捻出し、公務員に子犬の世話をさせた。
女性秘書へのセクハラ事件により自殺した朴元淳氏は、7億ウォンの借金を遺した。遺族は相続を放棄し、氏の借金は債権者の損害金として処理された。しかし生前、氏が寄付した金額は32億ウォンに達する。一般的な常識では考えられないと言わざるを得ない。

 

25日の国会本会議の様子と金南局議員

2023-05-31 3面
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