自由と人権を守る日米韓協議会と「統一日報」読者の会主催、統一日報社後援で4日、「第6回 3・1アジアの自由を守る大行進・特別集会&デモ行進」を開催した。「共産主義・全体主義には屈しない!日米韓の愛国者よ立ち上がろう!」をスローガンに、大勢が集まった。
大会はまず東京・渋谷区で特別集会が開かれ、100人が参加した。統一日報社・姜昌萬代表取締役が「三・一節で尹大統領が『日本とは普遍的価値を共有するパートナーである』と語ったが、これは統一日報の理念と共通するものである。こうして同じ志の人が集まって声をあげることに喜びを感じる。この声が全世界に届くようにみんなでがんばろう」と開式のあいさつを述べた。
次に「自由と人権を守る日米韓協議会」江利川安栄会長が「韓国と日本は運命共同体である。アジアの自由と人権を守るために声をあげましょう」と鼓舞した。
続いて「自治基本条例に反対する市民の会」代表の村田春樹氏が「2003年12月に北韓に行った。街に灯りがなくて真っ暗だったが、金日成氏と金正日氏の銅像だけが煌々とライトアップされていた。小柄な女性に会ったときに少女かと思ったら、成人女性だった。子どものときに収容所に入れられて生きてきたので、栄養失調で成長できなかったという。こういう人は何万人もいる」と、北韓の人権弾圧を訴えた。
「英霊の名誉を守り顕彰する会」代表の佐藤和夫氏は、過去に関わったデモについてのいきさつや、光州事件が北韓工作によるものと書かれた本の紹介などについて話した。「保守合同連絡協議会」代表世話人の大杉実生氏は「拉致被害再発防止のためには、スパイ摘発と法制定が必要。現状の国会では難しく、市民運動によって実現させなければならない」と述べた。
続いて洪熒・本紙論説主幹が『自由の敵、嘘と全体主義』をテーマとした講演を行った。「全体主義は韓日関係を破壊する力を生み出す存在であり、朝鮮労働党と中共を制圧しない限り、韓日関係は破綻する」と警告した。
そのほか、新潟港から出航したときの幻の記録映画『第168次北送船』が上映された。
その後、参加者は代々木公園へ移動し、渋谷駅周辺をデモ行進した。デモには150人が参加し、中国と北韓に対して抗議の声を上げ、力強く行進を行った。
 | 「日本とアジアの自由と人権を守ろう!」と行進 | |