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最終更新日: 2023-11-28 05:08:53
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2023年02月21日 11:19
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【映画】『高速道路家族』(韓国)
2組の家族の出会いが描く人生模様

高速道路のサービスエリアで生活するギウ家族 © 2022 Seollem film, kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved.
 ギウ(チョン・イル)とジスク(キム・スルギ)夫婦は、2人の子どもと一緒に高速道路のサービスエリアで暮らしている。家族の食費を稼ぐため、ギウはサービスエリアの客相手に「財布をなくした、ガソリン代2万ウォンを貸してほしい」など寸借詐欺を繰り返していた。
彼らはテントに寝泊まりしているが、巡回員に見つかってテントを没収されればトイレやベンチの上で寝る。当然ながら一カ所に長く居続けることはできない。次のサービスエリアを目指して歩いていく4人は一見、楽しそうに見える道中だが、ジスクと長女・ウニの表情はどこか物憂げだ。
ある日家族は、すでに金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)に再び遭遇、不審に思ったヨンソンが警察へ通報し、ギウが捕まってしまう。夫と中古家具店を営むヨンソンは、残されたジスクたちを放っておけず、店に連れて帰ることにした。
聞けば、9歳になるウニはハングルも知らず、妊娠中のジスクは一度も病院に行ったことがないという。ヨンソンはそんな彼らの面倒をみる。ヨンソンの好意を受け入れ、安定した暮らしに慣れていく親子。
一方、人生のすべてを失くして、もはや家族しか残っていないギウは拘置所を脱出する。ヨンソンからもらった名刺を頼りに中古家具店にたどり着いたギウはジスクと再会するが、どんなことがあっても家族が一つになって生きようという彼の気持ちと、安定した生活の中で子どもたちを育てたいという彼女の気持ちは互いにかみ合わない。
イ・サンムン監督がシナリオ作成時期からヨンソン役に決めていたというラ・ミランは、コミカルな要素を含んだ独特の個性を消し、過去の悲しみに耐え続ける寂しい女性を演じた。ペク・ヒョンジン扮する夫とともに、喪失から希望を見いだす役回りだ。
チョン・イルが、何をやってもうまくいかず、あげくに人にだまされて精神が不安定になったギウを、リアルに演じる。様々な感情をめまぐるしく行き来するギウ。この家族の出会いは、彼らのハッピーエンドへとつながるのか。
公開=4月21日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開。
公式HP=https://kousokudouro-kazoku.jp

2023-02-22 6面
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