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最終更新日: 2022-08-08 09:56:54
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2022年05月31日 10:15
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「公文」(監察機関)と「通信」(求める会)のトリック (上)
二人三脚の金春植委員長・呉公太共同代表

■「不都合な真実」

「台本」共作・役割分担を隠蔽
中央委での「監察機関報告」否決も


「謝罪」をせず「保身」に終始


「3月29日に開催された第76回定期中央委員会の成立は無効であることを宣言する。第76回定期中央委員会の混乱の全責任は議決機関と執行機関が負わなければならない」(4月12日)。「監察機関が『決起集会』に参加したことを批判しているが、多くの中央委員が集まること、監察機関の見解を聞きたいとのことなので、当機関の立場、主張を理解してもらうために参席した次第である」(同20日)
金春植中央監察委員長による二つの公文〈4月12日=第76回定期中央委員会無効宣言。4月20日=中央監察機関に対する辞任勧告撤回要求と反論〉は、定期中央委員会混乱化のための呉公太「臨時中央大会を求める会」共同代表(前民団中央本部団長)・李壽源東京本部団長(旧「民団中央正常化委員会」代表)グループ(以下、「呉・李グループ」)との事前謀議・役割分担について謝罪するのではなく、自己正当化・保身のために、「定期中央委員会の無効」を一方的に宣言、逆に中央議長および団長に責任を転嫁し誹謗中傷する、まったく為(ため)にするものであった。
それは、「求める会」が金春植委員長参加のもとに定期中央委員会前日に大阪市内のホテルで開いた「第76回中央委員会において臨時大会開催を勝ち取る決起集会」で配布したA4判8ページからなる詳細なシナリオ文書(台本)からして一目瞭然である。台本「中央委員会での質問事項等」は、呉公太共同代表、李壽源東京団長と金春植委員長の3人の事前合意に基づき、旧「正常化委」の主要メンバーと協議してまとめたもので、金春植委員長・監察委員の役割分担まで明示されていた。
中央委員会を「求める会」の目的達成の場とするために「台本」は、冒頭で「議長を立ち往生させるほどの攻撃で議長の権威を貶める」と明記。具体的場面での発言者名・発言回数・内容および参加者による不規則発言が明示されている。のみならず、「参加者=(言いたい放題の自由発言で大騒ぎ)」、「参加者=(「議長は何ひとつ決められないのか」など、言いたい放題で大騒ぎ)」、「参加者=(言いたい放題の自由発言で大騒ぎ)」――などと6か所にわたり「大騒ぎ」を指示している。しかも、中央監察機関(金春植委員長)が率先して役割分担に応じ、「監察委=(無理やり登壇し)委員からの要求なので監察機関としての見解を話したい」などと2か所・発言が明示されている。事前の金春植委員長との協議と同意なくしては、ありえないシナリオだ。
中央委員会が冒頭から混乱したのは、金春植委員長と「求める会」との合作であるこのような「台本」に基づくものである。彼らは、定期中央委員会での最重要議題である民団の過去1年間の活動の総括および今年度の活動方針と予算案に対する真摯な審議・決定には最初から関心がなかった。だから、朴安淳議長が、「臨時大会開催を求める提案」などがあるならば、2021年度活動報告・決算報告と2022年度活動方針案および予算案の審議後の「其の他」のところで取り上げることを何度も明らかにしたにも関わらず、不規則発言を連発、議事進行を執拗に妨害した。しかし、ほかの中央委員の共感を得られず、委員会の途中で集団退場したのである。


「招かれ参席」と平気でウソ

「監察機関の見解を聞きたいとのことなので、当機関の立場、主張を理解してもらうために『決起集会』に参席した」という、前記の金春植委員長名「公文」は、まったくの嘘である。金春植委員長・呉公太共同代表・李壽源東京団長「3者合作」による中央委員会混乱化のための「台本」は、入手した中央執行部から中央委員会で参考資料として配布された。「3者合作台本」が、3人を誹謗中傷するための「偽物」・「謀略文書」だったならば、金春植委員長は、同文書が配布された時点で、配布を認めた朴安淳議長および配布した中央執行機関(呂健二団長)を、厳しく批判し、即刻撤回・回収を要求していたはずである。そうしなかった(できなかった)のは、「3者合作台本」は本物だったからである。この「台本」について、金春植委員長は中央委員会中終始無言であった。
金春植委員長は、定期中央委員会の正常運営妨害・混乱化策動の首謀者かつ実行者である。規約を無視したのは、呂健二中央団長でも朴安淳議長でもなく、金春植委員長本人である。「規約の番人」である中央監察機関の委員長が、組織「防衛」ではなく「破壊行為」に加担し、中央委員会の混乱化・議事進行妨害に努めた。監察機関の任務である「不羈独立、厳正中立、公明正大」(監察委員会運営規定第1条)な立場を放棄したのである。まさに前代未聞の重大な背信行為である。
金春植委員長は、自身の重大かつ悪質な規約違反について中央委員会で謝罪せず、説明責任を果たすことなく、中央委員会の途中で逃げるかのように無言で退席した。しかも、中央委員会後に「地方本部三機関長・中央傘下団体長」宛に発信された金春植委員長名の前述の「公文」には、「台本」についての言及はなく、反省および中央委員への謝罪の言葉はない。
それどころか、中央委員会混乱化の「共同正犯」であり、「規約無視の張本人」であることを隠蔽するために、「第76回定期中央委員会の成立は無効だ」などと虚偽に満ちた「公文」を発信し、またも地方本部三機関長・中央傘下団体長、そして中央委員らを欺き騙そうとしている。


混乱「共謀者」で委員長失格


金春植委員長は「議長が点呼を省略して成立を宣言したのは成立宣言自体が無効である」などと喧伝している。だが、2004年2月26日開催の第57回定期中央委員会以後、「受付時の出欠確認」をもって委員点呼に代えている(出席中央委員は名札着用)。このことをもって「成立宣言自体が無効」になったことは一度もない。まったく為にするものである。
第76回定期中央委員会は、過半数以上の出席をもって成立し、2021年度活動報告および決算報告を受け承認。「議決機関報告」と「監察機関職務検証委員会報告」を含む「執行機関報告」は質疑後に、いずれも原案どおり承認された。だが、「現在の民団の混乱は呂健二団長と朴安淳議長による組織の私物化にある」などと決めつけ、「監察機関職務検証委員会報告」と真逆の内容の「監察機関報告」は審議後に反対多数で否決された。その後2022年度活動方針および予算案などを承認して閉会した。
中央委員会での任務と責任を果たさず、委員会の途中で一方的に退席した金春植委員長に、そもそも中央委員会の無効を言う権限も資格もない。参加した多くの中央委員、そして中央委員会を愚弄するものである。「公文」は、中央委員会で「監察機関報告」が行われ、その後の審議では金春植委員長が答弁し、表決の結果、正式に否決された事実を伝えず隠蔽している。規約無視・違反に加えて、疑問・質問に一切答えず、虚言・詭弁を弄してやまぬ金春植委員長は、監察委員長失格である。ちなみに「監察機関職務検証委員会報告」の承認と「監察機関報告」の否決は、「呂健二団長と朴安淳議長の信任」・「金春植監察委員長の不信任」を意味している。
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民団は自ら「生活者団体」を宣言して以来、組織内外からの攻撃に対し自らを護ることを放棄した集団だ。組織を護るための教育・訓練装置がない。形だけの三機関制度を維持しているものの、まともに機能しない。
ところで、民団に、監察機関に組織を攻撃する勢力に対する警戒・監視装置があるか。強いて言えば、監察機関が組織を護る責務を果たさねばならない。そんなことは必要ないのだろうか。先週末に開かれた朝総連(朝鮮労働党日本支部)の25回全体大会を見てみる。25全大会を通じてその全文が公開された、平壌の労働党総秘書の金正恩が日本支部へ送った書簡は、民団が置かれている現実を教えてくれる。金正恩は、「総聯の創建者であり、建設者である金日成同志と金正日同志は、総聯で全体大会が行われるたびに愛の祝賀文(*指令)を送って在日朝鮮人運動の進むべき道を明示」したと誇った。いわゆる民族教育は、首領(金日成、金正日、金正恩)を教えることに中点を置き、「職業的革命家の隊伍として精鋭化することに注力しなければなりません」と明言した。そして「総聯は、民族大団結の旗印の下で<民団>をはじめ組織外の同胞との民族団結事業を強化して統一愛国勢力を一層拡大し、彼らとの共同行動、共同闘争を活発に展開しなければなりません」と指令した。平壌は正確に過去1年間の民団の混乱を衝いている。呉公太氏、李壽源氏、金春植氏などは平壌の民団工作の協力者になるのか。

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