韓国で日々生まれている新しい言葉は、省略語や英語との合体、ハングルならではのひねりなど、成り立ちもさまざま。辞書に載っていない韓国語を楽しもう。
■떡검(トッコム)
汚職検事。財閥や大企業から餅代(トッカプ)の名目でカネを受け取る検事(コムサ)からきた言葉で、汚職検事を意味している。
■폴더인사(ポルドインサ)
腰を90度に曲げる丁寧なお辞儀のこと。ポルドとは、フォルダーフォン=ポルドポンのことで、二つ折り式の携帯電話を指す。直角に曲げた際の姿が、しっかりとしたお辞儀をする姿に似ていることから、テレビ番組や若者の間で使われるようになった。
■존버(ジョンボ)
ものすごく耐えること、最後まで耐え抜くこと。ジョンナゲ(すごく、超)+ボティダ(耐える)。限界を超えるまで耐え切ること。
■닭장차(タクチャンチャ)
機動隊のバスを意味する。直訳すると「鳥小屋のバス」。バスの窓の金網が鳥小屋に似ていることから生まれた。
■빠돌이(パドリ)
アイドルやスポーツ選手に対して熱狂的な追っかけをする男性を指す。揶揄の意味も含む。女性はパスニ。パスニは10代の女性ファンという意味だが、最近は熱狂的過ぎてマナーが悪い、という意味も持つ。彼らを総称してククソンペン=極盛ファンという。 |