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最終更新日: 2022-06-22 05:50:32
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2022年03月19日 10:35
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新政権の脱青瓦台計画 「国民と共に」執務室移転へ

  今年5月に第20代大統領に就任する尹錫悦氏は、青瓦台執務室の移転計画を進めている。候補地は龍山や光化門だ。大統領引継委員会の第1号業務も執務室の移転だ。尹氏はなぜ青瓦台を離れようとしているのか? その背景を深掘りしてみた。 (ソウル=李民晧)

 帝王的大統領時代の終焉

「青瓦台に入れば目と耳が遠くなる」という言葉があるほど、歴代の大統領は権威主義的リーダーシップを発揮してきた。なので、青瓦台は朝鮮時代の宮廷の縮小版ともささやかれている。
「国民の上に君臨する青瓦台時代を終え、国民と共に歩む光化門時代を拓きます」
尹氏は大統領選の公式選挙運動初日だった2月15日、このように公言した。続く今月14日、大統領当選後の引継委員会に初めて出席した時も脱青瓦台について語った。参謀の中心を担う元喜龍引継委員会企画委員長も「初出勤となる5月(10日)からは絶対に光化門」と意欲を示した。
こうして折に触れて脱青瓦台を唱えているのは、「国民の中の執務室」を通して代議民主主義政治を展開するという意志の表れだ。国民の意に反する形で大統領の権力が振るわれその結果、大統領も不幸に陥り国民の暮らしも悪化すると信じているからだ。
青瓦台は大統領の執務室と、参謀らが勤務する秘書棟の建物が500メートル以上離れている。参謀らが大統領に会う際は車で移動するのが常だ。そのため、候補者時代に「国民と共にある」ことを公言しても、青瓦台に入城すると宮廷に閉じこもる王のように変わってしまうという。

光化門or龍山が有力候補地

尹氏は移転日を就任初日に定め、自ら退路を断つ形をとった。脱青瓦台が確実視される理由だ。
大統領執務室の候補地は光化門と龍山の2カ所だ。光化門に移る場合は外交部の建物が候補として挙げられる。しかし、ソウルの中心部にある光化門は安全面や警護の面で懸念が大きく、大統領の移動時も交通や通信統制などで市民が不便を強いられることになる。光化門に移転する場合、官邸は三清洞の国務総理公館が候補に挙げられている。
二つめの候補地は龍山区の国防庁舎だ。光化門に比べ、警護などの現実的な制約要因が少ないというのが利点だ。軍事保安施設に加えて庁舎内に空き部屋もあり、有事の際に使用できる地下シェルターも完備されている。こうしたメリットを踏まえ、移転先の有力候補地として挙げられている。
龍山区に移転する場合、大統領官邸は国防部近くの陸軍参謀総長の公館、外交部・国防部長官の公館などが候補に挙がっている。
引継委員会では現在、「青瓦台移転タスクフォース(TF)」を構成し、青瓦台の移転方案を具体的に検討している。国防部、外交部、警護関係者らとも協議が進められている。大統領職務引継委員会は18日午後、大統領執務室の移転候補地である2カ所(外交部庁舎と国防部庁舎)に対する現場調査を実施した。

世論を味方に変える推進力

一方、最近の世論調査で、新政府に対する国民の期待感は歴代最低水準であることが分かった。14日に発表されたリアルメーター・メディアヘラルドの調査によると、尹氏の国政運営に対する肯定的な見方は52・7%で、李明博(79・3%)、朴槿惠(64・4%)、文在寅(74・8%)などの歴代政権より低かった。
大統領選挙時にあらわになった対立の様相、尹氏に対する非好感度がそのまま反映された格好だ。議会の権力も「共に民主党」が掌握しており、政府官僚及び主要公共機関のトップも文在寅政権に親和的な顔ぶれだ。新大統領は極めて難しいかじ取りを余儀なくされることは想像に難くない。そのため、今回の青瓦台移転計画は国政運営のパワーを確保するためにも必要なものであり、世論を友軍へと変えるモメンタムになる。
龍山時代であれ光化門時代であれ、大統領の執務室移転はリーダーシップの大転換を予感させる。国民との疎通を拡大させ、代議民主主義を実践する一方、国家の利益と国民の生活にプラスとなる実務型大統領になるという尹氏の抱負が反映されている。帝王的統治の遺産である青瓦台時代の終焉後、新たなリーダーシップの行方が注目される。

 

 

2022-03-19 3面
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