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最終更新日: 2022-06-22 05:50:32
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2022年02月16日 08:46
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【BOOK】『オルガンのあった場所』(申京淑著・きむ ふな訳)

 著者は1985年に22歳で文壇デビューを果たしたのち、数々の文学賞に輝く韓国を代表するベストセラー作家である。本書は、これまでに生み出された百編を超える短編の中から、著者と訳者が相談して選んだ7作品を収めたオリジナル短編集だ。そこには、ほぼ20年にわたる濃厚な「申京淑の世界」が展開されている。
いくつかの作品に共通するモチーフがある。その一つが「家」だ。かつて住んでいたマンション、窓に白いレース編みのカーテンがかかっている空き家、まっ黒い焼け跡と化した家、凄惨な事件が起きてしまった家…。家が登場人物たちの悲しみや苦しみを雄弁に物語る。そして「届けられることのない手紙」が登場する。人生における突然の不在を受け入れるため、思いがけず訪れた心の揺れに戸惑いながらも自分の生き方を確認するため、あるいは静かに家族を見つめるために、それらの手紙は綴られる。
すべての作品に共通するのは、何らかの傷を負って苦しんでいる人々を包みこもうとする著者の優しい視線だ。かつてオルガンがあったと分かるのは、その跡がうっすらとでも残っているから。どこか愛おしい気持ちで、読者はオルガンを思い浮かべるだろう。
クオン刊 定価=2750円(税込)

2022-02-16 6面
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