SKグループは2日、電気自動車(EV)用バッテリーと水素、エネルギーソリューションなどの事業を中心に、米国で520億ドル規模の投資を行う計画を明らかにした。
崔泰源SKグループ会長は先月27日から今月1日まで米国を訪問し、政・財界の要人らと会談。崔会長は今後の米国事業について、投資額全体の約半分をEVや水素、再生可能エネルギーなどのエコ事業に集中させるとともに、1億トン相当の温室効果ガス排出削減を実現すると語った。
訪問中に「2030年まで米国に520億ドルを投資。このうち半分ほどを環境分野に集中し、米国内の炭素削減に貢献する」としている。
米国では、SKグループによる巨額な投資は世界の供給網の安定化に寄与するものとして期待が出ている。 |