ベルギー王立芸術歴史博物館が所蔵している韓国文化財―高麗時代の青磁6点と金属工芸品2点が、韓国での保存処理を終えてベルギーへ戻る前に国立古宮博物館で展示されている(~10月27日)。韓国では初公開となる。 今回出品の青磁はすべて象嵌青磁(ぞうがんせいじ)と呼ばれるもので、その技法は最も装飾に優れていると評される。うち5点は1888年、朝鮮に派遣された駐仏公使ビクトル・コランシーのコレクションだ。