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2021年07月21日 00:00
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【BOOK】「ある北朝鮮テロリストの生と死」(羅鐘一・著/永野慎一郎・訳)
「ラングーン事件」実行犯青年の記録 国家の暴力性と不条理を浮き彫りに

本書は、1983年にビルマ(現ミャンマー)で起きた全斗煥大統領暗殺未遂事件(ラングーン事件)の実行犯として逮捕されたカン・ミンチョル(本名カン・ヨンチョル)の記録である。北韓のテロリストとして訓練を受け、ビルマへ潜入したのは彼が28歳のときだった。
5・15光州事件など、歴史認識に関して疑問な点は否めないが、北韓政府の命ずるままにテロリストとなって獄中で生涯を閉じた一人の青年の人生にスポットを当てた後半は読みごたえ十分だ。
著者は、「どのような大義名分をもってしても、テロ行為を正当化することはできない」とした上で、カン・ミンチョルの一生を台無しにした「理念」「正義」「民族」などを掲げて個人を踏みにじる国家権力への憤りを表明している。そして、負傷により不自由な体になりながら25年もの月日を刑務所で送り、それでも自由に暮らせる日を夢見ていた彼の「粘り強い勇気と忍苦の精神」は、韓日の自殺者増加について考えさせられるものがある。
大義のために犠牲はつきものとする非人間的な政治権力の争いが、いかに不毛で恐ろしいかを改めて認識させられた。
集英社新書刊
定価=968円(税込)

2021-07-21 6面
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