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2021年06月30日 00:00
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【6.25特別企画】朝鮮戦争を記憶するために市庁したい映像作品
『6.25戦争』(韓国)『名誉勲章・米軍の英雄たち』(米国)

 6月25日は朝鮮戦争の開戦71周年だった。「6・25(朝鮮戦争)が起きたのは何年ですか」。昨年、韓国『中央日報』が実施した世論調査で、「知らない」という答えが26%を占めたという。韓国でも「忘れられた戦争」になりつつある。日本のメディアでは、相変わらず「朝鮮戦争が勃発した」という表現が見られる。歴史の真実は、スターリン・金日成・毛沢東が共謀した韓国共産化のための開戦であった。
「6・25戦争」https://www.youtube.com/watch?v=PYY7pDNExG0
 朝鮮戦争を知らない世代に、インターネット上の映像視聴を勧めたい。玉石混交の内容で日本語字幕が少ないのが難点だが、映像を見て関連書籍を読み込んでいくと良い。多くの日本人と在日韓国人にとって、朝鮮戦争は依然として真相が隠蔽されている東アジア戦後史の「巨大な穴」である。
大韓民国歴史博物館が製作した『6・25戦争』(2015)は、保守政権時代に作られた作品だ。多くの資料映像と研究者の証言を駆使しながら、南侵戦争の企図と実態をリアルに描写したドキュメンタリーである。48分番組。「6・25 48」で検索できる。
この作品で注目されるのは、韓国に対する「物資支援国」38カ国の一つとして、日本を明記したことだ。仁川上陸作戦や掃海作業を通じて、日本人数十名が戦死するという犠牲を払った。韓国の隣国として、共産側の侵略を防止する補給・出撃基地としての機能を果たした。金大中・元大統領は軍首脳との会談で、朝鮮戦争における「日本の存在が韓国の大きな助けになった」との認識を語った(読売新聞2002年7月26日)。文在寅大統領が昨年の記念式典で「特需でもうけた国がある」と述べたのとは、雲泥の差がある。
ネット・フリックスで配信された『名誉勲章・米軍の英雄たち』シリーズの4回目は、「太田の戦い」で孤軍奮闘した日系米軍人ヒロシ・ハーシー・ミヤムラの生涯を描いた作品だ。米兵の4割が死亡した北側捕虜収容所での生活を耐え抜いた。ミヤムラの名前は地元ニューメキシコ州の高校の校名になった。孫娘も現役軍人である。
「名誉勲章・米軍の英雄たち」(予告編よりキャプチャー)https://www.netflix.com/jp/title/80169786
 ユーチューブ配信『KOREA 忘れられた戦争』(1987)は、記録映像を再編集した番組である。「米国はいかにして朝鮮の戦争に巻き込まれ、いかなる傷を負ったか」がテーマだ。冒頭シーンは仁川上陸作戦ではなく、中国参戦による国連軍敗退の場面であり、現代米国の朝鮮戦争観を示して興味深い。
韓国・烏山市に2013年、朝鮮戦争の「国連軍初戦記念館」が開館した。開戦直後、熊本から急派された米軍スミス支隊は、南侵した北朝鮮戦車部隊の猛攻を受けて、540人のうち180人が戦死した。韓国のKTV国民放送が昨年、開戦70周年記念番組として、戦闘模様を再現し生き残った米兵を米国で取材した。
映像を見たら、書籍で研究したい。一昨年、韓国で刊行された『金日成が起こした6・25戦争』(未翻訳)は、気鋭の研究者5人による入門書だ。朱栄福『朝鮮人民軍の南侵と敗退』(1979)は、元人民軍工兵将校による内部告発書であり、昨年、99歳で亡くなった白善燁将軍の回顧録『若き将軍の朝鮮戦争』(2000)は必読の名著である。

下川正晴(元毎日新聞ソウル支局長)

2021-06-30 6面
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