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最終更新日: 2021-04-21 00:00:00
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2021年03月31日 00:00
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【映画】『野球少女』(韓国)
プロを目指す「天才少女」の奮闘

自分の未来を決してあきらめない主人公のスイン。その姿勢が周囲を変えていく。果たして彼女は、プロテストを通過することができるのか ©2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
 韓国でリトルリーグ時代から「天才野球少女」の名をとどろかせていたチュ・スイン(イ・ジュヨン)。彼女はプロ野球選手になる夢を持っていたが、「女子」という理由でテストさえも受けさせてもらえない。母や野球部の監督からは「現実を見ろ」と忠告されてしまうが、プロ入りが決まったリトル以来の友達に対しては「中学時代は私のほうが背が高く、手も大きかった」と、彼のプロ入りを素直に喜べない。
考えてみれば、サッカーやテニスも卓球も女子のスポーツが盛んな時代になぜプロ野球は事実上、男子のみを想定しているのだろうか。男女の運動能力に差があることは別にしても、プロ野球は男のスポーツという社会通念にとらわれ過ぎて、結果的に能力ある女性を差別していないか。
夢を諦め切れないスインは、男子でも簡単には投げられない球速150キロを目標にタフな練習を続ける。彼女の熱意に新任コーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)はかつて独立リーグのプロ入りに敗れた自身の悔しい思いを重ね合わせ、彼女がプロテストを突破できるかもしれないアイデアを思いつく。それは150キロが出せない「短所」を捨て、逆に回転数の高い球を投げられる「長所」を生かすというものだった。 
「わたしにも分らないわたしの未来が、なぜ他人に分かるのか」自分を信じて突き進むスインの姿に、コーチ以外にも彼女の夢を実らせてあげたいと協力する男性が現れるのだ。
この展開には、まず女性が変われば男も変わることができるというチェ・ユンテ監督からのメッセージが込められているように見える。
楽しさを優先したエンターテインメント作品だが、随所にちょっと考えさせる材料が仕組まれている。本作を見て勇気づけられ、スインの後に続く女性が出てくるだろうか。ぜひそうなってほしい。
それにしても、このようなテーマもすぐ映画化してしまう韓国映画のノリの良さには感心させられる。

(紀平重成 アジア映画ウオッチャー)

公開=TOHOシネマズ日比谷ほか全国上映中。
公式HP=https://longride.jp/baseballgirl/

2021-03-31 6面
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