在日韓国人本国投資協会会長に、金和男・現会長が再任された。投資協会は24日、ソウル市明洞のロイヤルホテルで第46期定期総会と理事会を開き、金会長を満場一致で次期会長に推戴した。
2015年から投資協会会長を務めてきた金会長は、在日同胞母国留学生を対象とする奨学事業等の事業を円滑に推進したことが高く評価された。
この日の総会では、投資協会奨学基金が目標額に定めていた10億ウォン(10億2100万ウォン)を突破したことが報告された。09年から実施されている投資協会の奨学事業はこれまで194人に給付され、支援金総額は6億5700万ウォンに達した。
今年の選定は特に厳しい展開をみせた。母国の大学に通う留学生75人から申込みがあり、そのうち27人を奨学生に選抜、約3倍の競争率となった。投資協会は申込み人数が予想をはるかに超えたことから、給付対象者数を急きょ3人追加する形となった。
投資協会は、奨学生に対する奨学金に加え、PCや感染予防マスクなどの物的支援、奨学生同士の親睦を深めるためのワークショップ開催など、様々な支援プログラムを実施している。
(ソウル=李民晧) |