現代自動車と同社の子会社である起亜は10日、両社の中国法人「北京現代」「東風悦達起亜」の2020年の業績を発表した。
それによると、北京現代の売上高は19年の10兆2056億ウォンから大幅に減少し6兆8729億ウォン。営業損失は5234億ウォンから拡大し1兆1520億ウォンとなった。
一方、東風悦達起亜の売上高は19年の3兆7637億ウォンから3兆5887億ウォンに小幅減少し、営業損失は3120億ウォンから6499億ウォンに2倍程度増加した。
現代車・起亜の中国での不振はTHAAD報復が本格化した2017年に始まった。中国国内で韓国製品不買運動が広がり、現代車と起亜の販売台数が急減した。昨年は武漢コロナウイルス感染拡大の影響もあり、両社の売上高は4年連続の減少となった。 |