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最終更新日: 2021-04-21 00:00:00
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2021年03月03日 00:00
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【コラム】未開業の平壌総合病院

 北韓の労働新聞はこのほど、故金正日の生誕日に、金正恩が夫人の李雪主と共に記念公演を観覧したと報じた。李雪主は1年ほど公の場に姿を見せておらず、コロナウイルスの感染を避けるためではないか、と取りざたされていた。
一方、金正恩の英語表記を、国務委員長を意味するチェアマン(chairman)からプレジデント(president)に改めたことを明らかにした。祖父の故金日成も生前の英語表記はプレジデントだったから、対外的な権威付けを意識したものと推測される。
ところで、昨年10月10日の労働党創建75周年に合わせて完成予定だった平壌総合病院は、4カ月以上過ぎた現在も開業できずにいるそうで、その病院建設を直接指示してきたとされる金正恩が激怒し、イラ立ちを深めているということだ。
同病院は平壌の東部地域に横550メートル、縦120メートルの敷地に建設する大型病院で、金正恩は昨年3月17日の着工式に参加して、「今年計画された多くの建設事業を後回しにし、今年進められる対象建設の中でも先次的に力を入れなければならない建設で、党創建記念日までに完工せよ」とゲキを飛ばし、工事が始まったという。
金正恩は昨年7月に病院の建設現場を訪ね、「このまま放っておけば、わが人民のために光栄でやり甲斐のある建設闘争を発起した党の崇高な構想と意図が歪曲され、党のイメージに泥を塗ることになりかねない」と建設の遅れを叱責し、「めちゃくちゃに経済組織事業を進めている。支援事業を奨励することで人民にむしろ負担をかけている」と指摘して、担当幹部をその場で更迭したということだ。
平壌総合病院は、金正恩の肝いりの建設事業であることから、昼夜を分かたず工事を進め、北韓のテレビや新聞も、連日のように工事進展のニュースを伝えていたのだが、完成予定日になっても竣工式はおろか、工事関連のニュースさえ報じられなくなったという。
消息筋は、昨年10月初め頃に建物は竣工したものの、病院が稼働していない状態だと見ている。つまり、病院の外観は完成したが、病院運営に必要な設備がそろっていないということだ。
病院が開業できない理由として、CTやMRIなどの医療機器のほとんどが国連制裁に縛られ北韓に搬入できないためだと見られている。また、80%減ったという中朝貿易の大幅な減少で医療機器の搬入も容易でなかったとも観測されている。そのうえ、コロナウイルス拡散を懸念した北韓の国境封鎖も重なったと見られているのだ。
そうした事情も考慮せず建設工事担当者を、人間が想像しうる、ありとあらゆる残酷なことが行われている収容所に送る。極寒の北韓で罪なき人民のうめき声は凍てついてしまう。(韓登)

2021-03-03 4面
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