現代自動車は先月24日、EV3車種を対象に、バッテリーの全量交換を行うリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。世界各地でバッテリー火災が相次いでいた。
対象となるのは「KONA EV」「IONIQ EV」「ELEC CITY」で、8万1701台。リコール費用は約1兆ウォンに上るとみられる。
現代自動車は、火災の原因となったバッテリーを製造したLGエナジーソリューションとリコール費用の負担率を話し合う意向を示している。
一方、これに先立ち、国土交通部はLGエナジーソリューションが中国の工場で生産した高電圧バッテリーセルの一部が製造不良によりショートし、出火する可能性が確認されたとし、29日から同社バッテリーのリコールを開始すると発表していた。 |