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最終更新日: 2021-02-22 14:34:02
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2021年01月27日 00:00
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【映画】『チャンシルさんには福が多いね』(韓国)
夢をあきらめない女性への応援歌

一歩を踏み出したチャンシル©KIM Cho-hee All RIGHTS RESERVED/ ReallyLikeFilms
 かつては女性が主人公の映画はヒットしないと言われたものだ。しかし近年は韓国でも続々と才能ある女性監督がデビューし、作品の評価はもちろん興行的にも成果を上げる作品が現れている。『わたしたち』『はちどり』『子猫をお願い』『82年生まれ、キム・ジヨン』。こう並べてみると、映画の主人公も小・中学生から、20、30、40代へと広がり、語るべきテーマがどんどん厚みを増して、さらにそれらの作品に共感する新たな観客層も徐々にではあるが増え続けていることに気が付かされる。本作もまさにこの流れに沿って誕生した作品の一つと言えるかもしれない。
ちょっと変わった題名の本作品は、長年、ホン・サンス監督作品のプロデューサーを務めたキム・チョヒ監督の初長編作品。映画プロデューサーとして人生の全てを捧げてきたアラフォーのチャンシルはある日、仕えた監督が突然亡くなり、家も子も恋人もなく、青春まで無駄にしていたのかもと悩む。まるで自身の姿を投影しているような展開だが、そんな彼女に恋の予感が……。
どんどん追い詰められていく彼女を監督は客観視し、時には辛辣に、別の場面ではコミカルに描いていく。映画愛に満ちた恋人が現れたかと思うと、まるでレスリー・チャンを彷彿とさせる幻のお節介男を登場させたりと展開は軽妙で予測を超える。
監督は「もう一度勇気を出して、希望を夢見て、前に進むような話を作りたかった」と振り返るが、現実はそんなに甘くはない? いや夢さえ持てば何事も遅くはないし彼女のように生きていけると監督は言いたげだ。「23歳で映画監督を夢見て、46歳で監督になれた」と語る女性の作品が現に目の前にある。
時にはすべてがうまく行かずマイナスに評価していた現実が、考え方次第ではプラスだと気付くことがある。そんな体験をしたであろう監督がアラフォー世代の枠を越えて発する応援歌の誕生だ。
Netflixドラマ『愛の不時着』のキム・ヨンミンが香港スターだと自称する男役で出演。またチャンシル役には注目のコメディエンヌとしてカン・マルグムが好演。さらに韓国映画の至宝と言われるユン・ヨジョンがいい味を出している。

(紀平重成 アジア映画ウオッチャー)

公開=1月8日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
公式HP=https://www.reallylikefilms.com/chansil

2021-01-27 6面
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