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最終更新日: 2021-01-20 00:00:00
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2021年01月14日 00:00
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北送反対闘争の回顧(上)
北送に断固反対した当時の民団

 日本で受けている民族差別などまったくなく、学校も無料、医療も無料、大学に進学して祖国に貢献する人生を歩める。祖国は地上の楽園だと信じ込み、希望に胸を膨らませ、北送船に乗り込んだ在日同胞は、北韓に到着するや一転、そこが地獄の入口であったことに気づいた。しかし、もう後の祭りだ。引き返すことはできない。北韓の地で地獄の生活に呻吟せざるを得なくなったのだ。温かく迎えてくれるはずの祖国は、冷酷で無慈悲だった。そればかりか、在日同胞は一様に敵対勢力とみなされ、危険分子とされたのだ。なかには、肉親が朝総連組織などの幹部であったことから、厚遇された一部在日同胞もいたようだが、北送された肉親は人質だった。日本にいる親族は、祖国の命令に従わざるを得ず、スパイ活動や献金などに狂奔したのだ。現在、そのような欺瞞に満ちた北送事業に対して、誰も責任をとろうとせず、北送された人たちの人権を顧みようとしない。そうした北送事業に、当初反対した人々の声を拾い上げ、北送された人たちを解放するために各人がそれぞれの立場で決起することを促したい。それは、北韓を解放することでもある。
北送事業は、国際赤十字社を介して、日本赤十字社と北韓赤十字社とが秘密裏に押し進めていたとされ、NHKのドキュメンタリー番組でもソ連などが裏で大きな影響力を駆使していたことを明らかにしている。
民団中央本部(金載華団長)は1959年2月2日に北送反対闘争委員会を設置し、200人がバス3台に分乗して、衆議院議長や藤山外相、船田中・自民党外交調査会長らに陳情に向かった。「自由世界は共産暴政下の人々を救い出そうと努力しているのに、逆に送還することは非人道的である」という抗議文を手渡し、日本政府の反省を促した。また、日本政府が北送計画を最終的に閣議決定する前日の2月12日、全国から300余人が参集し、手に手に”北送反対”のプラカードを掲げて外務省と国会に陳情デモを行ったのだ。
民団大阪本部でも、崔寅柱団長を委員長、金守哲副団長を副委員長とする北送反対闘争委員会を設置、在日同胞の密集地や駅前に宣伝カーを差し向け、”北送反対”を訴えた。それに対し朝総連は、民団の啓蒙活動を阻止しようと躍起になり、各地で紛争が相次ぎ、時には流血沙汰になることもあった。
1959年の第14回光復節式典は「8・15北送反対民衆決起大会」を兼ねて全国各地で開かれた。大阪では堺・浜寺公園に特設広場を設け、7000余人がバスで続々と詰めかけ、かつてない大規模な決起大会となった。「北送反対」のプラカードで埋め尽くされた決起大会は大きな怒りで沸きかえり、李承晩大統領と岸信介首相に送る「在日同胞北送反対の決議文」を採択した。
さらには、北送反対の自転車抗議団も構成され、「撤回せよ北朝鮮送還」「人道主義の仮面を取れ藤山外相」などのプラカードを掲げて、全国から東京に集結した。(崔健)

2021-01-14 4面
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