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最終更新日: 2021-04-09 17:37:20
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2021年01月01日 00:00
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スポーツの感動を再び 東京五輪を韓日友情の懸け橋に

 韓日両国にとって、五輪は単なるスポーツ大会に留まらない、国家の飛躍を確信できる象徴的なイベントだ。韓国は1988年のソウル五輪、日本は1964年の東京五輪によって社会的・経済的に大きく飛躍・発展した。両国はまた、五輪を国際関係改善の機会としてきた。2018年の平昌五輪では、当時の安倍首相が開幕式に出席し、隣国の慶事を祝った。次は韓国の番だ。東京五輪開催の年を迎え、スポーツを通した韓日の友情、そして両国関係の潤滑油的役割を担ってきた在日同胞の姿を追ってみた。(ソウル=李民晧)

李相花と小平奈緒 氷上の友情

 スポーツには、立ちはだかる数々の壁を乗り越えるパワーがある。特に、様々な国籍や民族、宗教、イデオロギーを持った人々が世界中から集まるオリンピックはその象徴だ。オリンピックに出場した選手たちは皆、異なる文化圏に属するが、その違いを強調する必要はない。ただ競技のルールに忠実に、フェアプレーの精神で臨むだけだ。
韓国で行われたオリンピックに限定しても同様だ。1988年のソウルオリンピックでは、国際政治の場では東西間で緊迫した冷戦状態にあったが、オリンピック会場では米国と当時のソ連の選手たちが共に平和に競いあった。
常に熱い展開をみせる韓日戦もまた同様だ。2018年の平昌冬季オリンピックでは、女子スピードスケート500メートルのライバルだった李相花選手と小平奈緒選手の競技シーンが両国で大きく取り上げられた。
試合前、韓国では李相花のみに声援が送られた。小平奈緒がスタートしてからも、失敗を願うような雰囲気が漂っていた。
両選手はスタートの合図と共に、勢いよく氷を蹴りながら疾走した。2人は渾身の力を振り絞り、リンクを駆け抜けた。その結果、李相花が37秒33、小平奈緒が36秒94。李相花はこの日、自身の持つオリンピック新記録を塗り替えた小平奈緒に金メダルを明け渡す結果となった。
台本なきドラマはそこから始まった。小平奈緒が涙を流す李相花に駆け寄って肩を抱き、「頑張ったね」と韓国語で声をかけたのだ。太極旗と日章旗を携えた両選手が並んでゆっくりリンクを回ると、観客は一斉に歓喜の声を上げた。すべてが終わったという安堵と解放感で涙を流す李相花に、小平奈緒は心からの労いを送ったのだ。
「まず『頑張ったね』と声をかけました。なぜなら、李相花さんに大変なプレッシャーがかかっていることを知っていたからです。それに応えようとした彼女の努力を讃えたいと思いました」(小平奈緒)。
「私がメダルをとった時、小平奈緒さんはいつも喜んでくれました。大変だった時から今まで同じ場に居ることができただけでも嬉しいです」(李相花)。
2人は10年来のライバルだったが、国籍を超えて常に熱い友情を育んできた。氷上では正々堂々と競う一方、「国家」という壁は友情を築く上で何の問題にもならないと語る2人。韓国と日本を行き来し、各種イベントに共に参加、両国の友情の懸け橋となった。

「韓国産にんにく」VS「日本産玉ねぎ」の友情ゲーム


18年平昌オリンピックで一躍、世間の注目を集めた種目といえば女子カーリングだ。韓国代表チームは全員苗字が同じ「金」だったことから「Team Kimアベンジャーズ」と呼ばれていた。これに加え、選手全員が慶尚北道・義城出身だったことが大きな話題となった。義城は韓国人のSOULフード・にんにくの名産地であることから、「ガーリックガールズ」とも呼ばれた。
韓国チームの次に人気を集めたのが、日本の女子カーリングチームだった。オリンピック期間中、日本チームの試合には常に多くの観客が押し寄せた。韓国の女優パク・ボヨンに似ているとして話題になった日本チーム主将・藤澤五月をはじめ、日本チームの選手たちは大変な人気を集めた。
韓日戦となった準決勝は、「韓国産にんにく」VS「日本産たまねぎ」の対決、と称された。日本選手たちの故郷である北海道北見市は日本最大の玉ねぎの産地だったからだ。この時から、人々は両チームの共通項探しを始めた。いずれも人口5万人と2万人という地方の小さな町、義城と北見市出身者が自国の国家代表となった事実。以前オリンピック代表選に漏れた経緯があること。さらに、試合中に慶尚道訛りと北海道訛りで作戦を練る様子。これらを「共通点」として見出した。
平昌オリンピック以前の韓国では、カーリングはルールすら知られていないような日の当たらない競技だった。しかし、平昌オリンピックでは人気ナンバーワンの種目へと急上昇した。韓国ギャラップが18年2月27日から28日にかけ、全国の成人男女を対象とした電話アンケートの結果によると、オリンピックで興味を持った種目の1位がカーリング(70%)で、次点が李相花―小平奈緒の対決が行われたスピードスケート(29%)だった。韓国では当時、日本に対する好感度が急上昇した。
今年の東京オリンピックでは「にんにくVS玉ねぎ」戦、李相花―小平奈緒の友情などといった名シーンが再現されるのだろうか。半世紀以上の時を経て再び開かれる東京オリンピック。韓国と日本は今年のオリンピックを雪解けのチャンスとして生かすことができるだろうか。スポーツを通した台本なきドラマを、韓日関係の改善を願う人々が期待している。

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2021-01-01 11面
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